浅草いづ美で宇治金時(浅草)
かき氷を食べたいなあと歩いていると「いづ美」が空いていた。こりゃあラッキーと飛び込んでみる。ここ1年くらいは雷門通りを歩くのも面倒になるくらいの人混みなのだが、いいタイミングだったようだ。
ちなみにこちらでかき氷を食べるのは初めてだ。メニューを見て何にしようかと暫し考えるのだけれど、気持ちはほとんど一目で決まっていて、やあ、そりゃあ「宇治金時」(950円)になっちゃいますよね。
「注文を頂いてから点てた宇治抹茶」とある。他のメニューに比べても説明文の長さ、熱量が違う。なんだかいつも宇治金時食べている気がするなあ。
やってきたかき氷はかなりの盛り盛り具合。見るからに濃い抹茶に小豆がこぼれている。
一口食べてみるとめちゃくちゃに濃い。こんなに濃いの?とびっくりするほど。本当に抹茶がかかっているようで、甘さはほぼない。氷自体は雪のようで少し硬め。とはいえ固まっているというわけではないのでザクザクとスプーンで掘っていただく。
抹茶に甘さがないかわりに小豆はかなり甘い。いっしょにすくって食べるとちょうどいいのだが、盛り盛りなのでなかなかバランスよくすくえないのがもどかしいところだ。ベストな分量で食べられたときに幸せが訪れる。
底のほうはあまり抹茶がかかっていないので少し気を使いながら食べすすめる。たまにまったく味のしない氷だけを食べてしまってびっくりしたり。
最後のほうは量が自然といい塩梅になってくれたので、あまり気にせずに半分溶けたシャリシャリの氷と小豆をいただく。小豆の甘さのせいかかなりお腹が膨れた。おやつに食べたのに、夕飯時になってもお腹が減らないという腹持ちのよさ。食事が近いときにはご注意ください。