麺処 若武者で会津山塩物語(浅草)
国際通りに新しいラーメン屋がオープンした。近頃、浅草のラーメンが充実してきて嬉しい限りである。
福島県二本松にある喜多方ラーメンの人気店の東京出店ということで話題になっていた。プレオープンのこの日もテレビ朝日さんの取材が入っていて、お客さんに感想などをインタビューしていた。
初日、二日目はワンコインサービスをしていたらしいが、この日は通常メニューでの営業。ちなみにグランドオープンは7月8日からとのこと。開店から1ヶ月使えるサービスカード(味玉か麺大盛無料)を配っていた。
店員さんにおすすめを聞くと全メニューをあげられてしまったので、とりあえず券売機の一番左上にあった「会津山塩物語(味玉付)」(900円)を食べてみることにした。他には煮干し醤油、鶏白湯もある。
ラーメンを待つ間に「会津山塩」について調べてみた。簡単にいうと温泉から作られる塩だそうで、通常の塩に比べてカルシウムやマグネシウム、カリウムなどが豊富に含まれているものらしい。
さてラーメンがやってきた。見た目はシンプル。具材はチャーシュー、メンマ、青ネギのみだ。スープはかなり透明度が高い。
さっそくいただいてみると、確かに普通の塩とは少し違って角のないふんわりとした風味がやってくる。やさしい塩味なのに、出汁の旨味はしっかしている。貝出汁も入っているそうだ。
麺は喜多方ラーメンといえばの平打ち麺。もっちりした食感で、あまり主張しないスープとバランスのよい麺である。麺を食べるとスープが飲みたくなる。
チャーシューは3枚。脂がしっかりのっていて柔らかい。喜多方ラーメンのチャーシューといえばこのイメージだ。味玉は少し硬めだが、しっかりと味がついていておいしい。
最後までおいしくいただける塩ラーメンだ。
あまり塩は食べないのだけれどこれはかなり好きな味。他のラーメンも気になるので、全メニュー食べてみたいと思う。