富士らーめんでらーめん キャベツとマー油のせ(浅草)
ものすごくひさしぶりに富士らーめんに。確かオープン当初に来て以来だから5年ぶりくらいじゃないか。一時期閉店していたような記憶があって、そこからあまり開いていないイメージになっていた。この日はたまたまた通りかかったので入ってみることに。
入口はいって右にある券売機で食券を購入。ひさしぶり過ぎてメニューを全然おぼえていなかったので、一番左上にあった「らーめん キャベツとマー油のせ」(970円)のボタンを押す。
さすが浅草、店内は外国人客が多い。陽気な欧米人がビールをがんがんに飲みながら、ラーメンをすすっている。最近はインバウンド消費もいいものだなあと思っている。浅草の好きなお店が儲かって長く続いてくれるならそれはいいことだと思う。
そんな外国人たちを眺めていたらラーメンがやってきた。あんまり印象になかったのだけれど、そういえば豚骨醤油だった。多めのキャベツに黒いにんにく油がいい感じに食欲をそそるビジュアルである。
スープ自体は動物系の匂いは抑えめで、どちらかというとすっきりした印象だが、マー油がしっかりコクをだしていてスープを引き立てている。このスープにつけて食べる甘めのキャベツがおいしい。太めに切られたネギもいい。
麺は中太ストレート。ちょい硬め。スープが重めなのですすりやすくてバランスがいい。そのかわりあまり特徴はないので物足りないかもしれない。
炙りチャーシューはとてもいいと思う。豚骨ラーメンのような薄いチャーシューだったら物足りなかった。ほろっと崩れる厚めの肉がスープによく合っている。
キャベツのおかげか結構なボリュームがあった。数年前の初訪問時は通常のラーメンを食べたからかあまり印象に残らなかったが、このキャベツとマー油、それに合う麺と具材のおかげで最後までおいしく食べられた。これはたまに思い出して食べたくなるやつだ。