麺屋ひょっとこで和風焼豚柳麺(銀座)
交通会館にあるひょっとこさんの2号店が銀座にあるということでやってきた。2018年6月にオープンしたようだ。銀座の中心地からは少し離れた場所にあって、地図で見ても少しわかりづらいうえに、このスタイリッシュさである。え、これひょっとこさんっすか?となった。全面ガラス張りでめちゃくちゃオシャレ。カフェですやん。ちょっと入りにくいぜ。
扉をあけてすぐの場所にタッチパネル式の券売機がある。メニューは和風柳麺と和風柚子柳麺がベース。あとからお客さんがやってきていたので焦ってチャーシュー増量の「和風焼豚柳麺」(870円)を押してしまう。さっぱり系だから食べきれるだろうし、たまにはいいか。
カウンターに座り食券を渡す。
店員さんもスタイリッシュ。実際にラーメンを調理してくれるのは若い女性お二人で、それを監督されている男性が一人。コンクリート打ちっぱなしの壁に丼が整然と並べられていたりだとか、いちいちオシャレだ。
ラーメンもスタイリッシュ、といいたかったがチャーシューがどかんとのっかっているガッツリ系のビジュアルになってしまった。
しかしスープは当然さっぱり。鶏ベースの塩で旨味たっぷり。
麺は中細ストレート。張りのある食感で歯切れよく食べられる。スープが優しい分、麺は主張が強い印象。
そしてこのどでかいチャーシュー。優しいスープに似合わず脂身も多めでがっつり。とろとろと柔らかいし、さらっとしたスープとの味のコントラストがいい感じで、3枚も入っていたがぺろっと食べてしまった。むしろチャーシュー増量してよかったまである。
味玉やメンマ、三つ葉は主張しすぎない中で、このスープにこのチャーシュー。
これがひょっとこの個性なのだろう。このオシャレな外観とラーメンというギャップを、ラーメン一杯の中でも表現しているという解釈でいかがでしょう。