かつぎやで排骨担々麺(神田・小川町)
以前、中国近辺に住んでいたときに食べていたお気に入りの担々麺はスープがさらさらとしていて、辛さはあまりなく、ナッツが入っていておいしかった。日本の昔ながらの胡麻がきいた担々麺もおいしい。最近の痺れ系はあまり得意ではないが、人気がある理由は理解できる。ということで担々麺のおいしさというのは正直よくわからない。
何が言いたいかというと、こちらのかつぎやさんの坦々麺はなんとなくちょうどよいのである。いつも排骨担々麺3辛(1,050円)を注文する。
別皿で提供される排骨が中国時代よく食べていたマカオ料理を思い出す。器の中央にこんもり盛られた挽き肉をくずし、スープを一口。うん、ちょうどよい辛さ。僕は辛さに強くないほうなので、あまり辛くはないのだと思う。ごま風味もちょうど良い。
麺はぽきっとしていて、スープに絡む。少し食べたら排骨をスープにひたしていただく。衣に染みておいしい。
最後まで食べて、ボリュームもちょうどよい。担々麺に迷ったらここでリセットするのが自分にとってもちょうどよいのだ。