かつぎやで担々麺(小川町・神田)
閉店したのかと思っていたら移転オープンしていた。これまで排骨担々麺を目当てに何度か食べに行っていた。こちらの担々麺は胡麻風味が強めで痺れ弱めなので好みだったのだ。
リニューアルしたということで味にも変化があったのかしらと行ってみることにした。
外観は以前に比べるととてもキレイに様変わりしている。入ろうとすると店内には待ち客が数名。驚いたのは半数以上のお客さんが女性だったことだ。たまたまだったのかもしれないが、OLらしき女性が連れ立って来ているのは入りやすいお店にした効果なのかもしれない。
先に食券を購入。今回は排骨ではなく通常の「かつぎや担々麺」(850円)にした。辛さは中辛と書かれていた3辛。最近は少し辛めにチャレンジしている。
待ち時間は少し長くて15分ほど待ってカウンター席に座る。
ただ担々麺は座ってすぐにやってきた。
甜麺醤で炒めた肉味噌ともやし、ニラがきれいに盛り付けられている。
スープは僕にとっては少し辛め。以前の印象にあった胡麻風味は控えめで、反対に痺れが強くなっているようだ。辛さは花椒などで調節しているのかもしれない。
とはいえめちゃくちゃに痺れて舌が麻痺してしまうような辛さではなくて、しっかりとスープの味も感じつつ、じんわりと汗が出てくるような辛さだ。
麺は中細ではあったがパツパツ系ではなくて、もっちり感もありつつスープ絡みもよい。
シャキシャキの野菜といっしょに食べるとよりおいしい。この野菜を食べる感じが担々麺のいいところである。
肉味噌の存在感があまりなくて、そこは少し残念ではあったが、安定の担々麺で最後までおいしく食べることができた。食べている間も店員さんと顔見知りらしき女性の方がたくさんいらっしゃっていたので、リニューアルはあらたな客層を取り込むという意味で良い効果があったのかもしれない。また排骨担々麺を食べにこよう。辛さはふつうでいいかな。