かどやでハムカツと昼酒(曳舟)
泣く子も黙るかどやである。いろいろな評価をされるお店だが、普通に飲む分には安くてうまい店である。別に縮こまって飲む必要はなくて、ちゃんと前を向いて順番を守れば何も言われることはない。
この日は吾妻橋のあたりでちょっとしたイベントをやっていて、ビールを飲みながら見てまわったのだけれど、ビールがなくなる頃にはすることがなくなってしまった。時間は15時過ぎ。ちょうどかどやが開く時間だ。ということでてくてく歩いてやってきた。
開店直後だというのに店内は8割くらい埋まっている。カウンターには一席おきに一人ずつ座っており、昼酒を楽しんでいる。
テーブルに通してもらってしばし待とう。焦らず待っていればちゃんと注文はきいてくれる。「うまソーダ」(450円)というホワイトホースハイボールをいただく。
ドリンクがきたタイミングで料理はできるだけまとめて注文する。こういう風に書くと客が気を遣う店のように感じられるかもしれないが、普通といえば普通のことだ。まとめて注文したほうが出てくるのも早い。
注文したのは「とりわさ」(300円)、「刺身3点盛り」(500円)、「ハムカツ」(350円)。昼酒なのでこんなもんで十分だろう。
この価格だがちゃんとボリュームもあって、品質も良い。十分にお酒がのめる。ハムカツは相変わらずおいしい。
お酒を追加したいときは、店員さんに一声かけて来てくれるのを待てばいい。お酒もだいたいが300円程度でコップ一杯のめる。この日は「常きげん ひやおろし」(300円)をいただいた。
ちなみに外にはカップ酒が自動販売機で売られているので、それを飲んでもいい。カップ酒も意外とおいしい。
お酒を飲み終わってちょうど1時間くらい。食べ終わったらさらっと出よう。いままで怒られたことがないからか、やっぱりいい酒場だなあと思う。