主に浅草で食べたものを記録していくよ

優柔不断な無職がかわいい猫についてや、食べたものについて書いています。


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麺屋 帆のるで旨辛から揚げ麺(浅草)

6月末頃にオープンという情報があったのだが、まったく開店する気配がなく忘れかけていた頃に開店の知らせを聞いてさっそく行ってみることにした。

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こちらの「帆のる」はムスリムの方へ向けたハラールラーメンを提供するお店だそうだ。対応している店舗とそうでない店舗はあるが東京と大阪に4店舗展開している。この浅草店で国内5店舗目ということになる。

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お店に入るとさっそくヒジャブをかぶった女性たちが目に入る。オープン間もないのにムスリムの方にもう話題になっているのだろうか。入口はいってすぐのところに券売機がある。店内は少し狭く、カウンターにもぎっちりとイスが並べられていて、隣の方とかなり密着した状態で食べることになる。

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メニューは鶏白湯がベースとなっている。特別に認可された養鶏場の鶏を使っているとのこと。「から揚げ麺」というメニューもありそれも特別な鶏肉なのだろう。悩んだ結果、メニューの一番上段にあった「旨辛から揚げ麺」(1,380円)を注文することにした。

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たまたまだろうが自分以外のお客さんは全員が中東の方だった。卓上にはスプーンやフォークも用意されているし、調味料は英語表記のみという外国人受け入れ態勢は完璧。ただ空調のせいか厨房の狭さのせいか店内はとんでもない暑さで、辛いラーメンを注文したことを後悔した。

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しばし待ってラーメンがやってきた。ベースの鶏白湯にスパイシーソースがかかっているという仕立てだ。中央には大きなから揚げが3つ。から揚げ意外の具材は鶏挽肉、メンマ、海苔が入っている。

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辛味ベースは辣油だろうか。少し酸味のある辛さだ。鶏白湯も想像していたより濃厚でハラル対応でこれだけしっかりしていれば十分だろう。

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麺は中細縮れ。加水率は高めでかなり柔らかく粘りがある。スープとの絡みがいいというわけでもないのが惜しいところ。ハラル対応の製麺所が東京に一か所しかないとのことなので、いろいろと制限があるのだろうとは思う。

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制限があるという意味ではから揚げが入っているのはよかった。

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単調になりがちな鶏白湯なので、メイン具材として食べられるものが入っていると最後まで食べすすみやすい。単純にから揚げとしてもおいしい。揚げ物とスパイスの組み合わせは間違いない。

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ラーメンはよかったのだが暑さが厳しく、汗がだらだら流れてきたので焦って完食。外のほうが涼しいと感じるほどに暑かった。入口付近の席は注意が必要だ。とはいえ既にムスリムの方に浸透しつつあるようで、観光客の多い浅草にはいいお店だと思う。