俺の焼肉 銀座4丁目店で焼肉(銀座)
知人に呼ばれて訪れた俺の焼肉屋さん。最近は「俺の」とついていても俺の株式会社なのかどうかよくわからない状況なっていて、街中で見知らぬ「俺の」を見かけると、「俺のシリーズ、完成していたの!?」となるわけで、そうなると「負けてらんないの、あんたたちにぃ」と立ち向かわなくてはならなくなるのは、30代だから仕方のないことである。
もはや俺のシリーズの概念はなんだったのか。たしかスタンディングで安くて上質みたいなイメージだったのだけど、そうではないのか。店内に入るとあまりの大衆店っぽさにびっくりした。内装はキレイだし、店員さんの恰好もちゃんとしているのだけれど、落ち着いた雰囲気は一切なくて、まるでホストクラブのよう。
松坂牛の肉盛り合わせが入るたびに、やかましい髪型のイケメン店員が掛け声をかけるものだから、おもわず静かにしろといってしまいそうで、もはやそれは「●番テーブル様、ドンペリ一本いただきましたー!」「ありがとうございまーす」(パチパチパチパチ)の歌舞伎町さながら。歌舞伎町のホストクラブなんていったことないけど。こちらはそういうのはいいからキムチである。
黒毛和牛特選盛り350g(3,580円)を頼んだところ、霜降りがとんでもなく、確かにこれは安いのだろうけれど、これホストが仕事終わって朝方に食べるやつやろと思った。
肉もそこそこに石焼ビビンバでしめる。
最後に店員さんに写真を頼んだら、後ろで他の店員さんがピースで映り込んだりしているから、ホストクラブやないか、と思った。ホストクラブが好きな人にはよい焼肉屋さんだと思う。