シビタスでホットケーキ(蒲田)
蒲田駅前で休憩できる場所を探してGoogleマップにカフェと打ち込み、出てきた場所をあちこちさまよったんだけど、GPSがずれていて駅前の東急プラザにあることに後から気付く。よく考えれば分かるじゃねえかって、暑くてふらふらだったんです。
涼しい店内に入ってメニューを見るとホットケーキがおされている。いまどきパンケーキじゃなくてホットケーキとは珍しい。せっかくなのでそれを頼んでみることにした。「スタンダードホットケーキ」(580円)にドリンクセットでアイスコーヒーをいただく。
店内中央は円形テーブルになっており、一人客用のスペースになっている。中央に水槽がおかれていてホットケーキが届くまで中の魚を眺めていたのだが、僕の目の前の水槽にはゴルゴ13ことデューク東郷が座っていた。誰だ。デュークファンの店員は。
デュークを眺めていたらホットケーキがやってきた。
美しい二段重ねである。いろいろ調べてみると、こちらのお店はいまでは珍しい銅板で焼いているらしい。銅板で焼くことで均一に焼きあがるんだそう。
調べてはみたものの、そのあたりの技術的なことはあまりよくわからないのでとりあえずいただいてみると、これは確かにホットケーキだ。最近流行りのふわけふわ系パンケーキとは明確に違う。ふっくらしていて、表面はしっかり焼かれているのに中はふんわりしている。これがレベルの高いホットケーキというやつか。
生地はそれほど甘くないがバターだけで食べても全然いける。シロップもかけてみたがこれもそんなに甘くない。メープルじゃないのかな。どちらかというとバターのしょっぱさを引き立たせるためのシロップという感じ。最後のほうはそのままばくばく食べていた。
偶然見つけたお店だがこちらは老舗の味を受け継いだホットケーキ好きには有名なお店だったらしい。なるほど、とても勉強になる味だった。ホットケーキも奥が深い。