主に浅草で食べたものを記録していくよ

優柔不断な無職がかわいい猫についてや、食べたものについて書いています。


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うさぎやCAFEでうさ氷avec cognac(御徒町・湯島)

このところの猛暑は一体全体どういうことなんだ。まだ7月の中旬という絶望感から、炎天下の中を足取りも重く。ふと見上げたところにあったカフェに飛び込むのは必然だった。

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有名なうさぎやCAFE。

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混んでいたらどうしようかと思ったのに、入ってみると店内には誰もいない。パンケーキの時間ではないからだろうか。

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奥から男性店員さんが出てきて「涼しい奥の席へどうぞ」と言ってくれる。

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とりあえず冷たいものをと「うさ氷」を頼む予定だったのだが、その下に「うさ氷 avec cognac」(1,200円)というかっこいいメニューがあったからそれを注文。

ハワイウォーターというお水をいただきつつ待つ。

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真っ白いかき氷がやってきた。横には琥珀色したシロップのような液体が添えられている。

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「かき氷は立体的に作っているのでかまくらのように側面から掘るように食べてください」

と説明を受ける。

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そしてこのシロップはなんとコニャック。ヘネシーだそうだ。完全にメニューにcognacって書いてある。コニャックと読むのか。

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「上からかけてしまうとただの水割りになってしまうので、スプーンでかき氷をすくい、そこにコニャックをかけてお召し上がりください」

だそうだ。
酔っぱらってしまうよ。

店員さんがこのメニューについて教えてくれた。曰く、吉田類さんが酒場放浪記の撮影でここに訪れた際に、看板メニューだった「日本酒うさ氷」が蔵元さんの関係で出せなかった。そこでうさぎやの社長さんが、代わりにコニャックを出したところ、吉田類さんも満足され、それがメニューになったということらしい。

酒場放浪記でここが選ばれるとはなかなか意外だが、そんな場所にこれてなんとなくうれしい。

ということでうさ氷をいただく。いわれた通りに側面から氷を削っていただく。この氷は例のハワイウォーターを凍らせたものらしく、口当たりよく、口どけもよい。

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もう一口食べるとはちみつの甘味がふわっとやってくる。ほんのりした甘さとふわっとしたかき氷がよく合う。

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さらにもう少し削ると餡子が見えてきた。これはどら焼きで使われる餡子らしく、粘りがあって濃厚だ。

 

一通りかき氷をいただき、ついにコニャックとのハーモニーを奏でるときがやってきた。かき氷をスプーンにのせ、そこにコニャックを少しかける。

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そのまま一口でいただく。思っていたよりも爽やかで、アルコール感は強くない。どちらかというとすっきりさが増したような気がする。

これはいけるなとコニャックの量を増やしつつかき氷をパクパク食べていたら、なんとなくいい気分になってきた。結構な量をかけていたつもりだったが、コニャックはまだまだ余っている。最後は溶けたかき氷に全部入れて飲み干す。うん、こりゃあいい。

ごちそうさまでした。外に出ると、太陽ががんがんに照り付けてくる。アルコールと陽射しにくらくらしちゃうわ。あ、ちょっとダメかも。公園で寝て帰ろうかしら。

 

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