主に浅草で食べたものを記録していくよ

優柔不断な無職がかわいい猫についてや、食べたものについて書いています。


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歩成でコアカン(長野県・松本)

さて東京に帰ろうとなり松本駅で特急あずさの時間を見るとちょうど5分前にいってしまったあとだった。まあ、いい。次の時間はと調べると、なんと1時間20分後。そんなことありますか?

仕方がないので駅周辺で酒が飲めるところを探す。仕方ないやつだぜ松本は。1時間だけな。

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調べていると「つなぐ横丁」という単語がヒットした。どうやら最近できた居酒屋の集合施設のようだ。駅からも近いので向かってみることにした。中には12店舗はいっており、信州のお店だけでなく様々なジャンルのお店が集まっている。店舗内に入ると、「横丁にようこそー」と元気のいい声があちこちからとんでくる。

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ぐるりと一回りして店を物色。せっかくなのであまり他では食べられない店に入ろうと悩んだ結果、「歩成」というお店に入ることにした。理由は聞きなれない「コアカン」というメニューがあったからだ。

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とりあえずカウンターに座ってビールをもらう。中サイズをお願いしたのだが、出てきたのはハイボールで使われる大ジョッキ。どうやらこれがこの店の標準サイズらしい。

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メニューを見ていると「半コース」(999円)というものがあった。店のイチオシメニューがセットになっているものらしい。コアカンの煮込みと串も入っているのでちょうどいい。それを注文。

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まずは「葉わさびのお浸し」と「コアカンの煮込み」がやってきた。目の前で串を焼き始めた店主さんにコアカンってなんですかと聞いてみたところ、豚の大動脈と教えてもらった。

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もともとこの店は山梨でほうとうを出しているお店らしく、そこの別業態で出している商品らしい。心臓に続くコアな血管ということでコアカン。商標登録もしているそうだ。

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そんな話をしているとコアカンの串もでてきた。

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血管ということで中は空洞になっているが、少し肉もついている。煮込みと串で相当に食感が違う。煮込みのほうがとろっと柔らかく食べられるのだが、串のほうは歯ごたえがありつつもジューシーだ。

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串はほかに喉ナンコツとタン下。早々にビールがなくなったのでレモンサワーを追加した。

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コースの最後に蒸し牡蠣が出てくる。

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1個かと思っていたら2個も出てきた。これで1000円はお得だ。長野県はあまり関係なさそうだが、牡蠣は正義である。ポン酢をかけていただく。

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少しお酒があまったので野菜が食べたくて「豚レタス巻き串 お好み焼き風」(349円)を追加した。

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松本はレタスも有名なのか。レタスを豚で巻いてソースとマヨネーズ、紅ショウガをかけたものだ。思っていたよりもレタスのボリュームがあって、お好み焼き風とはいいながらソースに負けず、野菜を食べている感覚がしっかり味わえる。


これでおおよそ30分ほど。電車にはまた時間があるが、あとはお土産でも買って時間をつぶそう。電車が来ないというのもなかなかいいものだ。