馬賊で冷やし中華(浅草)
夏。ということは馬賊の冷やし中華を食べなければ。昨年まではなんとなく日暮里店に行っていたのだけど、今年は浅草でいただくことにした。
馬賊の冷やし中華は4種類。基本のタレは同じらしいが、「馬賊冷やし中華」にはコクのある担々ゴマダレが追加されるそうだ。今回は通常のものということで具材多めな「五目冷やし中華」(1,100円)を注文。
見た目はゴマダレのように見える。基本は醤油ベースのタレらしい。これが馬賊の冷やし中華がするよね。
なんといっても手打ち麺がおいしい。硬さがあってもっちりしている。時折店内に響き渡る「バンッ、バンッ」という麺を叩く音が名物となっている。手打ち麺という安心感が人気の秘密だろう。
均一じゃない食感も好ましい。見た目にもでこぼこした麺は、すするとざらっとした感触がある。このざらつきがまたタレ絡みをよくしていておいしいのだ。ざらつくといってもすすりにくいわけではなくて、つるつると食べすすみやすい。
五目ということで海老、イカ、キクラゲ、そして大きなチャーシューがのっている。これだけあればボリュームも満足である。
今年もおいしくいただけた。日暮里店と比べるとやはり麺の食感は少し違う気がする。浅草のほうが細いような。手打ちなのでブレはきっとあるのだろうけれど。夏の浅草でもあと数店舗冷やし中華巡りをしなければ。