でくのぼうでお好み焼きとたこ焼き(神田)
大阪の人につくってもらうお好み焼きとかたこ焼きておいしいんですよね?と聞かないでほしい。僕は生粋の大阪人だけれど、そんなわけない。そんなこと聞かれた日には緊張するし、もうなんなら作りたくなくなる。一応いっておくが、そりゃあ普段から作る機会が多いから他の地方に比べれば慣れているのかもしれないが、各ご家庭の味と作り方があるわけで、かならずしもそれがおいしいかどうかはわからない。
そんなわけで作る気をすっかりなくした僕は一緒にいた後輩に「キミキミ、こういうのは後輩が作るべきものなのではないなかな?ん?」などというパワハラを繰り出し、酒を飲んでいた。
後輩がお好み焼きを作りながら「次は先輩が作ってくださいね」などと言い出したので、大阪人としての資質を試されるのかとがたがた震えていたのだけれど、結局お好み焼き1枚とたこ焼きを2人前食べたところで、もう後輩が食べられないと言い出したのでなんとかセーフ。大阪人の名誉を傷つけることなくなんとか終えることができた。
途中でたこ焼きを焼くのは少しだけ手伝った。作りながら店員があれこれ指示をだしてくれるので初心者でも安心。
さっきはたこ焼きを後輩と2人前食べたなどと書いたが、後輩は1人前を食べたところでギブアップしたので、僕が1.5人前ほど食べさせられることになったので、みなさんも1人前ずつお腹の具合を見ながら注文することをおすすめします。粉ものは腹にたまる。