黄金の塩らぁ麺 ドゥエイタリアンでらぁ麺生ハムフロマージュ(市ヶ谷)
フロマージュという魅惑の響きをラーメンに持ってこられてしまうともうイチコロであるが、それに生ハムがついて、さらにリゾットまであるなんて、もう僕は、僕は、という思春期のような気持ちになってしまう。
らぁ麺生ハムフロマージュは1180円というお値段ながら、食べてみたいと思わさせられるラーメンだ。ラーメンにイタリアンの要素をガチガチに入れ込んだらどうなるのか。そりゃあおいしいでしょう。水もボトルで出てくるし。
やってきたラーメンは、もちろん見た目はラーメンなのだけれど、やはりどこかお上品で、そして生ハムがひと際目につく。
とりあえずチーズが絡んでいない部分からスープを味わってみる。少しオイリーではあるけれど、オリーブオイルなのか爽やか風味とほんのり塩味でこれだけでもおいしい塩ラーメンだなと感じる。
細目ストレートの麺がつるつるすすむ。スープの加減ともちょうどよいのだが、物足りないときはチーズを絡ませて食べるとこれがまたおいしい。
生ハムはもう完全に生ハムで、スープにつけて食べるという新しい食べ方を提案してくれる。温かい生ハムを麺といっしょに食べるとこれがまたおいしい。
そして最後にリゾットである。もちろん白米ではなく玄米である。なにがもちろんなのかわかんないけど。水菜が添えてあり、少し満腹感があるも食べようという気にさせてくれる。
こんなの完全にデブの食事じゃないですかと思うのに、なぜだかオシャレに食べさせてくれるし、現にとなりの美しい女性はスープまで完食していた。これがイタリアンの力か。イチコロにされるのも仕方ないな。