オザケンを知らない子どもたち
少し前だがどこかで小沢健二が好きだということを書いた。するとそれを読んだ後輩(24歳)から「小沢健二って誰ですか?」と聞かれた。
ショックである。
オザケンこと王子こと小沢健二を知らない世代に突入してしまったのだ。もはやカラオケで何を歌っても懐メロと呼ばれてしまうのだ。「プラダの靴がほしいの」と歌っても、「いつの時代だよ」と言われてしまうのである。
しかし、果たして本当にそうなのか。
確かにオザケンは最近目立った活動はしていない。しかし、小説を書いたり、バカ高いアルバムを発売したり(買いました)、ライブツアーをしたり、最近では「岡崎京子展」にサプライズ登場したりして話題になっていた。お父さん、お母さん世代から聞くこともあるだろう。
たまたま後輩(24歳)が知らなかっただけでは、という願望のもと、もっと若い世代にオザケンを知っているかどうか聞いてみることにした。
使ったのはLINE PLAYというアプリ。
LINE提供しているコミュニケーションアプリ。よくあるやつだ。少し仕事で使う機会があったのでアカウントは持っていた。そこで身分を明かさず、中学生のチャットに入れてもらうことに成功した。
何気ない会話から好きなアーティストの話題へ誘導する。
ここだ。
ここでオザケンの名前を出せばすべてがはっきりする。
中学生は誰もオザケンをしりませんでした。
ではまた。