主に浅草で食べたものを記録していくよ

優柔不断な無職がかわいい猫についてや、食べたものについて書いています。


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翁そばでカレー南蛮 玉落とし(浅草)

浅草漫才協会の芸人さん御用達のお店である。

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本当に芸人さんがよくいるのだけれど、あまり気付かれていないのもいいところだ。お昼時に行ってみるとちょうど満席。どうやら中学生の団体さんが来ているらしい。とはいえ回転はいいので10分ほど外で待って入店できた。

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注文はこちらの人気メニューである「カレー南蛮」(650円)をうどんで注文。

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それから生玉子、いわゆる「玉落とし」(50円)トッピングをかます。人気メニューということだけあって、結構な割合でみなさんカレー南蛮を注文している。常連さんらしき女性は「カレー、別盛りで」と一言だ。こう注文するとつけ麺スタイルで食べることができる。

周囲のお客さんを観察しているとカレー南蛮がテーブルにおかれた。

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濃い茶色のカレーが丼いっぱいに注がれたカレー南蛮がやってくる。カレーがこぼれてしまいそうになるので先に少しすする。ゆるめのカレーながら、出汁感はたっぷりあっておいしいのだ。

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少しカレーをなくしたら麺を丼の下のほうから引っ張り出す。ぐるんと返して、うどんをカレーにたっぷりつけてすする。やや幅広の少しいびつなうどんがおいしい。

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途中で生玉子を崩して、少しかきまぜる。卵黄を絡めて食べる麺もおいしいし、スープもまたマイルドになる。カレーは少々辛めであるが、それがまたコクがあっておいしい。

それにしても食べても食べてもうどんがなくならない。あれ、大盛りにしたっけなんて思うけれど、これがこちらのお店の普通なのである。店員さんたちはみなさん愛想よく話しかけてくれて、一見ふつうの蕎麦屋さんがこれだけ愛される理由が分かる。

減らないうどんと格闘していると座敷を満席にしていた中学生たちがお会計をして出て行った。中学生10人ほどが座っていたテーブル2つにひとりだけ大人の女性がいたので引率の先生かしらと思っていたら、中学生が出て行ってもその方はひとり座ってゆっくり蕎麦を食べている。中学生10人と相席でも落ち着けるお店ということだ。