銀座アスターで海の幸の冷麺(銀座)
冷やし中華5軒目はなんとなく高級中華の位置付けである銀座アスターへ行ってみることにした。開店時間の都合で銀座松屋店行ったのだが、本店へ行っていれば鮑だったり、ふかひれとたらば蟹だったりという本店限定の冷やし中華も食べられる。
「食べられる」なんて書いたけれど、本店に行ったところで注文する勇気の出ない価格なので本店じゃなくていいのだ。
ということで「海の幸の冷麺」(2,268円)を甘酢ダレでいただく。これでも十分高級だ。具材がすごいんだから。蟹の爪、帆立、海老、イカ、くらげ、自家製チャーシューが盛り付けられている。さすがの高級感である。
麺はセントラルキッチンで作っているとのこと。とんがった硬さなどはないが、ちょうどいい粘りと弾力がある。ひたすら食べやすい。甘酢ダレは大衆中華に近いシンプルな味わいの中にごま油が香る。
麺をすすりつつ、合間に海老の頭をとってかぶりつくのだ。
蟹の爪をねぶるのだ。
チャーシューは歯応えがあるのだ。
麺もおいしいが、やはりこの具材の多さと豪華さに圧倒される。高級な冷やし中華を食べていると実感させてくれるまでが銀座アスターである。
餃子(2個 432円)と豚肉と蟹の焼売(2個 432円)なんかも食べちゃったりして、昼間っからこんな贅沢していいのかしら。どちらも基本のおいしさから外れていなくて、ただただおいしい餃子とシュウマイだから食べやすい。
老舗有名店はさすがである。あと、こういうところであんまり蟹の爪はねぶるもんじゃない。