tomoru(トモル)で広島汁なし担担麺(押上・スカイツリー)
太刀魚ラーメンが食べられるお店ができたと聞いて、夜の押上に降りてみた。スカイツリーからは少し離れるが、このあたりは意外と飲食店が多い。わざわざ混んでいるソラマチで食べなくても、このあたりに来ればおいしいもんじゃ屋さんや焼肉屋さんはたくさんあるよと教えてあげたくなるが、スカイツリーに観光にきている人からすれば大きなお世話だろう。背中を丸めてキラキラ光るツリーを背後に見ながらとぼとぼ歩く。
目当てのお店が見えた。外観からはラーメン屋というよりも居酒屋といった雰囲気。
それも間違ってはいないようで、店内に入ると店主さんは席に座り、お酒のはいったお客さんたちと会話を楽しんでいた。そういうお店なのだろう。
アルコール類は充実していて、ビール、サワー、焼酎もあるし、おつまみ系の一品メニューもあるから、夜はちょい呑み客を狙っているのだろうと思う。
さてメニュー見ると目当ての太刀魚ラーメンがあった。しかしメニュー上でそれよりも目立っているメニューある。広島汁なし担担麺である。なんとなくお店の雰囲気としてはこちらのほうがしっくりくる。少し迷ったが結局「広島汁なし担担麺」の並盛(600円)に卵黄(100円)をトッピングして注文した。シビレと辛さは通常である1でお願いした。
セットメニューもあって並と卵黄にご飯がついて700円というものもある。ご飯までは食べきれないだろうなと思い単品で注文したが、セットで頼んだほうがお得だ。
5分ほどで到着。よく混ぜてくださいと言われたので、とにかく混ぜる。
よく混ざったところで一口いただく。なるほど、広島風だ。思っていたよりも本格派の味である。シビレもしっかり感じる。シビレ度1でお願いしてよかった。
卓上にはお酢があるので、少しかけると味がまろやかになる。このくらいが自分にはちょうどいい。
メニューにあった汁なし担担麺の食べ方には「卵黄を入れるタイミング」が書いてあり、ご飯といっしょにをオススメとされていたが、今回はご飯を頼んでいないので、もうひとつ推奨されていた「しびれ、辛味を感じたら」というほうを採用した。
卵黄を入れてまた混ぜる。お酢を入れたときよりもさらにまろやかになり、辛味を抑えられる。
麺量もそこそこ多くて、食べ終わるとかなり満足感がある。意外といっては失礼だが、本格的でおいしかった。
この日は店主さんとお客さんがかなり盛り上がってらしたので、オープン間もないがしっかりお客さんはついているのだろう。次こそは太刀魚らーめんをいただこう。