厳選煮干しらーめん 初代 にぼ助で季節限定らーめん(御茶ノ水)
12月11日にオープンした「熟成麺 吉岡」のセカンドブランドが煮干メインということで我慢できず、さっそく行ってきた。2号店の田端はなかなか難しい立地だと思うので、御茶ノ水はいいところ見つけたなあという感じ。
開店後5分でお店に到着。並ぶかなと思ったけれど席数はわりと多くて、半分くらいの埋まり具合。まずは券売機で食券を購入する。ちょっと分かりづらいのだが、「季節限定らーめん」がオリジナルラーメンとのこと。ということで「限定味玉らーめん」(900円)を注文。ちなみにつけ麺は14時以降の提供だそうだ。
麺は並、中、大と選べて同料金。茹で前で160gがベースで30gずつ増えていくそう。もちろん並でお願いします。
開店2日目ということで厨房のオペレーションは混乱中。いろいろと大変そうだなあと思いつつ、ミスについては店主さんが味玉やチャーシューのサービスで丁寧にお詫びされていた。
少し待ってラーメンが到着。
がっつりニボニボではなく、淡麗系のスープだ。スープを飲もうとすると店主さんがやってきて、「すいません!生姜入れ忘れました!」と皿にのったおろし生姜を置いていった。
もともとのスープ自体にも生姜は入っていて、一口いただくとかなり風味が感じられる。
ベースは豚骨で煮干しの風味もしっかりある。そこに背脂と生姜が加わって、なんともバランスのよいスープになっている。
麺は中細の縮れ麺。中華そばとしてはおなじみのプライムハードを使った自家製麺と書いてある。もっちりとしていて、つるみがある麺は箸で持ちにくいほど弾力があった。
チャーシューは2種類。豚肩ロースと豚バラロール。
もう少し厚めに切ってくれるとうれしいなあという印象。ちなみにナルトがめちゃくちゃ薄くて、箸でつまむと向こう側が透けて見えるほどでちょっとおもしろかった。逆にここまで薄く切るの大変だろうと思うのだけれど、おそらくバイトの方が切ってしまったためだろう。
味玉はちょい固め。スープのアクセントとしてはちょうどいい。
「最後の一滴まで、飲み干したくなる美味しさです」とある通り、最後まであとひくスープだった。煮干しよりも生姜が強く出ているのでもう少し煮干しが強ければもっと好みだった。
厨房がアイランド型だと導線が2つあるので慣れないと大変そう。最終的なラーメンの仕上げを5人ぐらいの店員さんが中央でかたまってやっていたのだけれど、それがあまり機能していないように感じた。店内が混みあってくるとてんやわんやになっていて、ちょっと殺伐としていたのだけれど、もう少ししたら慣れてくるのかな。オペレーションが落ち着いたらラーメンの味も変わってきそうだ。