王龍ラーメンで王龍ラーメン(淡路町・神田)
淡路町の交差点、ドトールの隣にいつの間にかラーメン屋ができていた。看板には「讃岐の味。丸亀拉麺」とある。店名は王龍とかいてワンリュウと読むようだ。
丸亀出身の大学時代の部活仲間に知ってるか聞いてみると、
「人気だったかといわれると分からんが、地元では有名だったよ」
とのこと。
へえ、それは食べてみたいと入ってみることにした。
さて、何を食べようか。タッチパネル式の券売機には4つラーメンが映し出されている。
店名の「王龍ラーメン」が左上にある。しかし地名のついた「丸亀拉麺」、「讃岐中華そば」も気になる。迷った結果、まずは1番人気と書いてあった「王龍ラーメン」(850円)をいただくことにした。
見た目はなんとなく屋台ラーメン感がある。
スタイリッシュさはなくて、武骨な感じ。表面が油で覆われているのも、酒を飲んだあとに食べたくなりそう。
テーブルに置いてあったメニュー表によると、
「とんこつ?味噌?醤油でもない、必ずクセになる!」
と書いてある。豚の上に?があるのかわいい。
スープを飲むと、確かに頭の上に?が浮かぶような難しさがある。基本的には豚骨醤油系の味わいだ。だが、最初の風味としては魚粉や節のような魚介の香りが先にくるような。いろいろ出汁を使っているのだろうか。
麺は黄色味がかった中細麺。弾力があってつるみもあるので、箸がすすむ。いわゆる今風ではないところが好感がもてる。
もやし、キャベツ、ねぎが入っていて、スープの濃い味がついた野菜をシャキシャキ感を楽しみながらいただける。このあたりも飲んだあとのラーメンぽい。
チャーシューは大きめの豚バラ。スープの味の濃さ、油に負けない味付けになっていておいしい。
卓上にキムチの瓶がおいてあり、食べ放題となっている。
途中でスープにのせてみると、しっかりと味変になって濃いスープにも飽きることなく最後までいただけた。
これは夜向けラーメンだな。23時まで営業されているようなので、1次会終わりで食べたいラーメンだ。
丸亀製麺はなぜNo.1になれたのか? 非効率の極め方と正しいムダのなくし方
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