壱六家で家系ラーメン(上大岡)
以前から行きたかった上大岡タンタンに行くつもりがまさかの臨時休業で途方に暮れた20時半。駅前をうろつきながらとにかく何か食べて帰ろうと探していたら見つけたラーメン屋さんに飛び込む。このあたりには何店舗か展開している家系のラーメン屋さんだったよう。
家系はまったく詳しくないので通常の「醤油ラーメン」(700円)をカスタマイズなどもせずに注文。見た目は僕が知っているタイプの家系ラーメンだ。
スープはこれまで食べたことがある家系と比べるとそれほど濃厚という感じではないが、甘さとしょっぱさのバランスがよくて飲みやすい。家系なので油は強いが、それも許容範囲内。おそらく家系の中でもオーソドックスな部類なのだろうと思う。
麺はやはり硬め。家系の麺がごわつくような感じを受けるんだけど、これを好きだという人がいるのは理解できる。口の中でしっかり噛み締めるので濃いスープとの相性もよさそうだし、ラーメンは家系しか認めないというほど中毒になる人がいるのもわかる。
チャーシューも脂たっぷりである。ここまでくるとチャーシュー麺を頼めばよかったんじゃないかという気になってくる。
うずらの玉子がちょこんと入っているのがかわいい。
テーブルの横に「当店は無臭にんにくを使用しています」という貼り紙が貼ってあるから、何も気にせずおろしにんにくを投入。
上大岡タンタンに行けなかった悔しさをここではらしてやろうといわんばかりに豆板醤も投入。がんがんに味を濃くして頭の中を何も考えない状態に持っていくのである。
ふと気付くと麺のなくなった丼からスープを必死にすすっていた。これが中毒症状なのかもしれない。おそろしいぜ。