つばめグリルで牛肉と野菜の鉄板焼き(恵比寿)
つばめグリルには意外と行く機会が多い。銀座店では40人ぐらいの飲み会をしたこともあるし、品川店はなぜだか2次会でよく行く。なんだかんだハンバーグがおいしいし、洋食屋さんとして安心感がある。
この日はランチミーティングの場所としてこちらを指定された。恵比寿店ははじめてである。それどころかランチもはじめてだと気付いた。いつもビールばかり飲んでいたので、お酒のないつばめグリルはなんだか新鮮だ。
ランチメニューから「牛肉と野菜の鉄板焼き」を選ぶ。普段、野菜をほとんど食べないのでこういうときに野菜成分を補給しておく。トマトのファルシーサラダもつけた。
いつの間にやらトマトも食べられるようになった。つい最近まで苦手だったのだけれど体に良いという暗示のもと無理に食べていたら食べられるようになっていた。まだ積極的に食べようという気にはならないが、このトマトサラダのようにチキンなど別のものと組み合わせられていれば食べやすい。
鉄板焼きがやってきた。あら、これは意外とボリュームあるんじゃなかろうか。ディナータイムはシェアして食べるようなメニューなのだろう。しかも人参、ピーマンなど苦手な野菜のオンパレードだ。いや、いいのだ。こういうときじゃないと食べないから、しっかり食べよう。
苦手とはいいつつしっかりと味がついているし、野菜の歯切れもよいので食べやすい。うんうん、食べられるぞ。さらに別でタレもついてくるのでお肉はそれにつけて食べる。適度な脂身があって柔らかい。焼肉を食べているような感覚すらある。
それにしても野菜が減らない。これはかなりボリュームがあるぞ。嫌いなものを先に、好きなものをあとに残すタイプなので野菜ばかり食べている。それでも野菜が減らない。もう少し野菜を減らしておかないと肉が残らない。バランス調整をしながら最後に肉が2枚残るように食べる。最後のお肉をライスといっしょに頬張る。すっかりお腹いっぱいだ。
食後のアイスコーヒーなんかもいただいて優雅なランチである。あ、これから打ち合わせがはじまるんだった。頭まわらないなあ。
天下一品でチャーハン定食と唐揚げ(錦糸町)
錦糸町に天下一品があるのを知らなくて、ふらふら歩いているときに見つけてびっくりした。駅からはかなり歩くし、オリナスの近くとはいえ駅から見れば反対側だから見つけにくい。
いつか行こうと思っていたある日、非常にストレスが溜まる出来事があっものだから、うおおおんと叫んで天下一品に一直線である。とりあえず行こう。なんとかなる。
平日夜、店内に先客はなし。カウンター席を確保し、とりあえずレモンサワーを一杯飲んで落ち着こうとする。
しかしながら、心のざわざわはなかなか消えない。こうなったらもう仕方がない。「チャーハン定食」(1,000円)に「鶏の唐揚げ」(490円)を追加だ。確実にキャパオーバーなのは分かっている。食べ終わる頃には後悔しているだろう。そんなことはいいのだ。ラーメンはもちろんこってりで。
まずはから揚げからやってきた。ガリガリの衣にごまが練り込まれている。そういえば天下一品でから揚げを食べたことはなかったかもしれない。少し硬め。そして甘い。レモンサワーがいっきになくなる。おかわり。
チャーハンとラーメンがやってきた。
こちらはお馴染み。スープをすくおうとレンゲを入れると、急激にスープの水位が下がる。脳天に直撃する味だ。いい罪悪感である。このスープにチャーハンをひたして食べるとこれがまたいい。さらにから揚げを合間にはさんで、こってりしたものを胃に流し続ける。
人よりも少食なので休んでいてはお腹がいっぱいになってしまう。麺とから揚げを同時に頬張りレモンサワーで流し込む。何も考えられないように食べ続ければ、頭がとろんと溶けてくる。そうなればしめたものである。なんとか満腹中枢に届く前に完食できた。お腹のなかはパンパンだが爽快感はある。これもひとつの正しい食事の仕方だと思う。