天下一品でチャーハン定食と唐揚げ(錦糸町)
錦糸町に天下一品があるのを知らなくて、ふらふら歩いているときに見つけてびっくりした。駅からはかなり歩くし、オリナスの近くとはいえ駅から見れば反対側だから見つけにくい。
いつか行こうと思っていたある日、非常にストレスが溜まる出来事があっものだから、うおおおんと叫んで天下一品に一直線である。とりあえず行こう。なんとかなる。
平日夜、店内に先客はなし。カウンター席を確保し、とりあえずレモンサワーを一杯飲んで落ち着こうとする。
しかしながら、心のざわざわはなかなか消えない。こうなったらもう仕方がない。「チャーハン定食」(1,000円)に「鶏の唐揚げ」(490円)を追加だ。確実にキャパオーバーなのは分かっている。食べ終わる頃には後悔しているだろう。そんなことはいいのだ。ラーメンはもちろんこってりで。
まずはから揚げからやってきた。ガリガリの衣にごまが練り込まれている。そういえば天下一品でから揚げを食べたことはなかったかもしれない。少し硬め。そして甘い。レモンサワーがいっきになくなる。おかわり。
チャーハンとラーメンがやってきた。
こちらはお馴染み。スープをすくおうとレンゲを入れると、急激にスープの水位が下がる。脳天に直撃する味だ。いい罪悪感である。このスープにチャーハンをひたして食べるとこれがまたいい。さらにから揚げを合間にはさんで、こってりしたものを胃に流し続ける。
人よりも少食なので休んでいてはお腹がいっぱいになってしまう。麺とから揚げを同時に頬張りレモンサワーで流し込む。何も考えられないように食べ続ければ、頭がとろんと溶けてくる。そうなればしめたものである。なんとか満腹中枢に届く前に完食できた。お腹のなかはパンパンだが爽快感はある。これもひとつの正しい食事の仕方だと思う。