麺屋福丸で鴨だし醤油ラーメン（笹塚・幡ヶ谷）
昨年オープンした福丸へ。場所が笹塚と幡ヶ谷のちょうど間くらいで、どちらからも微妙に遠い。そのせいか入れ替わりの激しい場所らしいのだが、こちらはすでに1年以上も客足が途絶えない人気店となっている。
店主さんは麺屋武蔵の出身らしいが、スープは鴨をベースにした清湯系をメインにしている。卓上のPOPによると岩手県産の鴨を使用しているとのことで、こだわりを感じる。
注文したのはオーソドックスな「鴨だし醤油ラーメン」（800円）。
見た目からして美しい。中央に低温調理のチャーシューがどんと置かれ、そこに青ネギと玉ねぎ、隣に筍、そして柚子が彩りよくのっている。
鴨油がしっかりと膜をつくっていて、スープを飲むと想像以上の鴨風味がやってくる。醤油と鴨の相性っていいですね。
麺はカネジン製とのこと。中細ストレートで硬パツ系。つるみもあり、歯切れよく食べられる。
途中で食べる筍や玉ねぎがいいアクセントになっている。時折ふわっと香る柚子もいい。
チャーシューは大きく、肉としての存在感も強い。柔らかくて食べやすい。
接客もとても丁寧で、応援したくなるラーメンだった。ラーメン自体はオーソドックスな鴨醤油ということで、白湯やつけ麺などの他のメニューで特色を出しているのかなという印象。創作系の冷やし麺もやっていたので、他のメニューも食べてみたい。
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おにやんまでとり天おろし醤油（人形町）
おにやんまの5店舗目は人形町だった。がんがんに多店舗展開をすすめている感じはなさそう。その分、店舗ごとのクオリティもしっかりまもっているという印象がある。
そもそもきっちりとしたレギュレーションというものはなさそうで、五反田の本店と違うといって怒り出すお客さんもそうはいないだろうことが、このスタイルのメリットだと思う。どこの店舗もしっかりお客さんが入っているのはすごいと思う。
いやあ、「とり天おろし醤油」が450円は安い。
麺はよく締められていて、つるみがある。丸亀製麺あたりと比べると、硬さはそれほどでもないのだが、弾力としなやかさがあるのが特徴だと思っている。
醤油をかけてかき混ぜて、ずるずるいただく。うどんはおいしいというシンプルな感想になってしまう。この手軽さがいいですよね。
とり天は3個も入っている。
そのまま食べてもおいしいし、丼に入れておろしと一緒に食べてもおいしい。ボリュームもあって、これで十分。
早い、安い、うまいのクオリティが高くて毎度驚くおにやんま。こんなお店が近くにあったらサラリーマンのおじさんたちは最高だろうなと思う。僕は基本的に朝ごはんは食べない人族なのだけれど、おにやんまだったら行っちゃいそう。
