トランブルーでクロワッサン(岐阜県・高山)
高山の超有名店といえばこちらのパン屋だろう。
常々来てみたいと思っていたのだが、高山に着いてすぐにこちらのお店に向かったところ、GWということもありとんでもない行列ができていて尻込みしてしまった。こりゃあ無理かなあと思ったのだが、諦めきれず昼過ぎ頃に再度来てみたところ行列も多少は緩和されていたので並ぶことにした。
並んでいるお客さんは会話の内容からしてほとんどが県外からの来店のようで、知名度と人気の高さを思い知らされる。
たっぷり1時間は並んだだろうか。ようやく入店するもめぼしいパンはほとんど売り切れ。デニッシュを楽しみにしていたのだけれど、この時間でその考えは甘かった。
しかし食パン系は比較的残っていたのでパンドミー(380円)とイギリスパン(350円)を購入。
バゲットがおいしいと聞いていたので、Tバゲットが売り切れていたのは残念。しかしバタール(330円)はなんとか買うことができた。飛騨牛カレーパン(260円)なども購入。滅多に来れないだろうと目についたものはどんどんトレイにのせてしまった。
レジ前に焼きたてのクロワッサンが登場。一人2個という限定品。買えてよかった。
車に戻りさっそくクロワッサンをいただく。焼きたてが食べたいじゃないですか。やっぱり。これがもうサクサク感がすごい。バターの香りもしっかりとしていて人気が出る理由もわかる。
全てのパンにかじりつきたい気持ちをおさえるのが大変だった。デニッシュが食べたかった。ちくしょう、ちくしょう。また来るしかない。
匠家で飛騨牛握り(岐阜県・高山)
飛騨牛の串焼きを食べた結果、飛騨牛中毒と化してしまった僕は飛騨牛の握りを探した。「探した」というのは飛騨牛の握りを提供する店は無数にあって、しかしその全てがおいしいわけではないんじゃないかと考えたからである。価格帯が似たようなものであれば、少しでもおいしいものを食べたいと思うのは自然な感情だと思う。
そうしてこの店に辿り着いた。ここを選んだ理由は肉屋だったからである。隣が肉屋で赤身の肉を売っている。そしてさらにその隣は焼肉店となっていて、大層繁盛していた。握りは外のカウンターから注文できる。
既にたくさんの人が握りや牛串をいまかいまかと待っていて、飛騨牛に対する熱気がムンムンだった。ということで注文してから15分ほど待って、ようやく握りを受け取ることができた。
シャリと合わせるなら赤身のほうがよいかなと、トロのほうではなくて通常の握り寿司(500円)を注文したのだが、脂はしっかりとのっている。少し炙ってあるようで甘い脂が溶けつつ、さらに甘めのタレがかかっている。さすが肉屋の飛騨牛、シャリは少しべちゃつきがあったが、肉の旨味が補って余りある。
これで飛騨牛欲はかなりおさまったが、これ焼肉だったらもっと幸せだったろうなと思う。次回こそは。