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ドッチツカズ

優柔不断な無職がかわいい猫についてや、食べたものについて書いています。


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後輩の話を聞くのは楽しい

僕は30歳と少しなので、世のオジサマ方からは「まだまだ若い」と言われてしまうかもしれないが、かといって若手グループには属せないという中途半端な立ち位置になっている。

僕は新入社員のときに営業に配属されたものだから、ベテラン営業マンのみなさまに飲みに連れていってもらい、武勇伝や会社への愚痴をさんざん聞かされた。場所は浅草橋のガード下が多かった。それはそれでおもしろいのだけれど、長時間になるとなかなかきついものがある。だから、そのときの教訓を生かし、僕は後輩とご飯に行くときはできるだけ話を聞こうとつとめている。

年を取ってくると後輩もどんどん増えて、年齢差も広がってくる。そして最近の若い人はなにかしら自分の好きなものを一つは持っている。先輩にすすめられてゴルフを始めるなんてことはなく、ゴルフも酒も断って趣味に邁進する(人が多い)。だから彼らの趣味における知識は深く、聞いているととてもおもしろいのである。

 

インタラクティブ飲酒システムの衝撃

数年前だが、ドリームクラブというゲームが発売になる直前に後輩からこのゲームを薦められたことがある。僕はあまりゲームをしないし、このドリームクラブは古い言い方をするとギャルゲーというやつで、正直あまり興味がなかった。しかし後輩はそういったものが好きらしく、とんでもなく力説するのである。

 

「先輩!インタラクティブ飲酒システムが導入されるんですよ!」

 

と彼は熱弁する。さもこれまで人類が追い求めていた革新的なスキルのように言う後輩。しらんがな、とは思うのだが、それがいかにすばらしく、斬新なシステムかを説明する後輩。

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こういったことは営業の先輩からはなかなか聞けない話である。後日、後輩から発売日に秋葉原で並んでいるという写真入りのメールが送られてきた。

 

食べログにはまる後輩

またある後輩に趣味を聞くと、「食べログにはまっている」という。はまっているとはどういうことなのかと聞くと、レビューを書いてイイネをもらうことが快感でレビューを書き続けているそうだ。

しかし、レビューというのは非常に難しい。なかなか書き続けるのは大変なんじゃないだろうか。しかも、それで何かインセンティブがあるわけでもなく、Facebookほど承認欲求を満たせるわけでもないだろう。と疑問を投げかけてみる。

 

「確かにレビューは難しいのですが、レビューを通じて自分を見てほしいから書き続けられるんです」

 

どういうこと?

 

「お店を探すためのレビューじゃなくて、このレビューを書いた僕がいった高評価をしたお店なら美味しいぞと思ってもらいたいんです」

 

ほう。

 

「そのためには単に味を評価するだけでなく、僕の人となりを知ってもらいたい。だからレビューの中に僕という人間の背景を少しずつ出していくんです。例えば彼女はいないが一緒にご飯に行く女性はいるだとか、お酒は少ししか飲めないけどつい飲み過ぎてしまうときはご飯が美味しかったからだとか」

 

するっていうと、食べログの中に君のファンがいるってことかい?

 

「ファンかどうかはわかりませんが、読者はつきます。そうしたら日記にコメントをつけてくれる人も増えるし、ご飯に誘われることもありますよ。Facebookの知り合いだらけのイイネよりは嬉しいですよね」

 

食べログには日記なんていう機能があったのか……。

 

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といった具合に後輩との会話はいつも新しいことを教えてくれるから、とても楽しいのだと思う。自分の話をするのも楽しいけれど、聞いているのも楽しい。少なくとも武勇伝は語らないように気を付けようと思う。

 

ではまた。