博多らーめん いっきで豚骨ラーメン
前々から行きたかったのだけれど、交通の便が悪くなかなか足が向かなかったお店。以前、チャレンジしようとしたのだが、お店に行くためのバスが一時間に一本程度しかないという俄かには信じがたい事態が発覚したため、足が向かなかったのだ。そんなこんなでようやく食べることができた。
住宅街にあるお店で、店内は割と広い。時間が遅かったということもあるが、お客は僕の他に3名のみだった。カウンターに座り、ラーメン味玉を注文。注文後に麺の硬さを伝えるのを忘れたことに気付くが、今更いいかと諦める。博多ラーメンにはあまり詳しくないので、とりあえず普通を食べておくのもよいだろう。
数分で到着。この早さが博多ラーメンの良いところだと思う。思ったよりも色の濃いスープにシンプルな具材。スープを一口飲むと意外とあっさりしていると感じるのは、塩味が弱めだからだろうか。もちろん濃厚で粘土が高く、油も感じるのだけれど。しょっぱさは卓上のタレで調整するのかもしれない。
おそらく硬さは「普通」だろうの麺は普通としては硬めだと感じた。細ストレートの白い麺はポキポキ切れる。スープとの絡みはもちろん良いが、食べ進めにくさもあった。替え玉は「カタ」でお願いしたが、こちらはかなり硬め。僕がたまに食べる博多ラーメンのバリカタくらいなイメージ。
替え玉は卓上の高菜、ゴマ、紅ショウガを使い、辛目のスープでいただく。自分好みに変えられるこのシステムは本当にありがたい。
最初は少し食べにくさも感じたが、最後までおいしくいただけた。本場の博多ラーメンに詳しくないため、本格的なのかどうかはわからないが、レベルの高い博多ラーメンだと思う。バスの時間がうまく合えばまた来たいと思う。
