むぎとオリーブで濃厚卵のまぜSOBA(秋葉原)
蛤SOBAというこの「SOBA」はどういった戦略からアルファベットにしたのだろうか。女性受けがいいということであれば、いささか時代遅れになってしまったのではないかとも思うわけだけれど、相変わらず丁寧に作られていることは感じるし、お店もオシャレで、今後もSOBAでがんばっていってほしい。
もちろん蛤そばこと蛤SOBAはおいしい。醤油感強めではあるが、しっかりとダシは出ている。
今回は別メニューにチャレンジしてみたいなということで、「濃厚卵のまぜSOBA」(840円)をいただいた。こちらもSOBAだ。どうせならつけ麺も「つけMEN」とかにしてもよかったんじゃないかなと思う。
まぜそばにも関わらずとても丁寧に仕上がっている。長芋と三つ葉、なるとが良い彩り。
麺は中太ストレート。こちらも女性を意識してかモチモチ感を出しているし、しっかりと硬さもある。男性向けのまぜそばに比べると麺を細くしているのも女性が食べやすいからか。
チャーシューは2種類でポークチャーシューと鶏チャーシュー。鶏のほうはハムのようにあっさりしており、豚はしっかりと食感が残っている。どちらのニーズにも対応できるようにしているのだと思う。
卵が濃厚ということだったが、タレの濃厚さが勝っていたように思う。しかしながら、麺にはよく絡み、まぜそばとしてのレベルも高い。
味変に粉チーズがあるのはさすがだなと思う。タバスコも通常あまりない。もちろんマヨネーズなんていうものは存在しなかった。
まぜそばは油そばを代表するようにジャンクな食べ物だが、味の濃さはしっかりと出しつつも女性向けに上品な仕立てにしているとこはさすがだなと思う。オシャレにまぜSOBAをキメたい人にはおすすめ。
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