セントルでサンドイッチもろもろ(銀座・有楽町)
泣く子も黙るセントルである。これまで食パンは何度か食べたことがあるのだが、カフェを利用したことがなかったので予約をしてみる。平日だったからか前日の夜だったがすんなりと予約できた。
店に着くと既に食パンを求めるマダムたちの行列ができている。それを横目にカフェに入る。各テーブルにトースターがおいてあって、独特な雰囲気がある。端的に言えばビビる。
さて何を注文しようかしら。食パンは食べているのでサンドイッチに狙いを定めたところ、「1日限定10食」の文字が目に飛び込んでくる。
フィレカツサンドイッチ2,500円である。そんなの食べるしかないだろうと注文。いま考えると全然食べるしかないことないんだけど、完全にセントルという空気にのまれていた。
それから定番で人気のたまごサンドイッチ(900円)とプルマンを使用しているハムステーキサンドイッチ(1,600円)も注文した。完全にたのみすぎである。
まずはたまごサンドがやってきた。定番にして一番人気である。国内産麦で作られた角食を使用している。
これがまあパンがおいしい。サンドイッチでまずパンがおいしいという感想がでてくるのがすごい。もちろんたまごサラダもおいしいのだけれど、普段食べているサンドイッチと完全に異なる点がパンなのだ。もちっとした食感があるのに、いつの間にか口の中から消えている。これがすごい。
たまごサラダはマヨネーズ感は控えめで、どちらかといえば塩気がある。マヨネーズ量は減らしていて、サワークリームを入れているとどこかで聞いたことがあるが、この食パンと合わせるためだろうか。
ちなみに添えられているポテトチップスもおいしい。つい食べちゃう。さらについでだが、別で提供されるパンの耳までおいしい。とんでもない。
それからハムステーキ。こちらはトーストでやってきた。
マスタードがたっぷりついていて、トーストにはぴったりである。このハム自体がおいしいのに、さらにトースト、マスタードと黄金の組み合わせにより最高のサンドイッチになっている。
そして最後にフィレカツサンドイッチだ。もう見た目がすごい。
中心部は少々レアな揚げ具合のとんかつ屋で食べるようなフィレカツがやってきた。こんなのずるい。
サンドイッチの味としてはやはりたまごサンドがダントツでおいしい。もちろん他のものもおいしかったがとにかくたまごサンドイッチを食べてほしいと思う。この完成度のサンドイッチはなかなか食べられないと思う。
お会計はとんでもないことになったが、たまごサンドだけ食べていればそれほど高くない。ポイントは店の雰囲気にのまれないことである。重々気を付けていただきたい。
家庭で焼けるシェフの味 セントル ザ・ベーカリーの食パンとサンドイッチ
- 作者: 牛尾則明
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カフェ・オーレでパンケーキ(水天宮前)
なんだか甘いものが食べたいし、しっかりしたコーヒーが飲みたいと思って人形町から水天宮前あたりをフラフラ歩いていたらかわいらしいカフェを発見したので入ってみた。
これがまたいまの僕の願望をすべて満たしてくれるようなお店で勝利を確信。ただまあ、お客さんが僕しかいなくて否が応でも店員さんのサービスを一身に受ける状況だったので、ちょっと緊張した。
できればおじさんがパンケーキを食べるところは放っておいてほしいっすよね。こちらもパンケーキに集中したいし。そんなことを思っていたら、どんどんお客さんが入ってきて最終的に満席になっていたので最高のタイミングだったし、こちらが人気店なんだなとも思った。
(写真ぼやけてる)
注文したのはクラシックパンケーキ(780円)と本日のコーヒー。レモンのパンケーキという珍しいものもあったが、いまはただただ甘いものが食べたいという気分だったので通常のものにした。
まずはコーヒーから提供される。コーヒーにもこだわりがあるようでちゃんと銘柄や味の説明をしてくれる。今回のコーヒーは酸味が抑えめで苦味が強いタイプとのこと。ちょうどいいです。
パンケーキは注文を受けてから生地を作るとのことで少々お時間かかるそう。ご主人が丁寧に焼き上げている様が見られる。やってきたパンケーキは厚めできれいな焼き色。見た目もかわいらしい。
そのかわいらしさとは逆にふかふかという感じではなくてしっかりとしていて食べごたえがあるタイプ。
上にちょこっとのっているアイスクリームと絡めると食べやすい。これだけでお腹いっぱいになりそう。
店内はジブリ系の音楽が流れていたり、サッカーのユニフォームが飾られていたり、ご主人だったり奥様(?)のご趣味が反映されているのだろう。そういうお店は幸福感が溢れているから落ち着くのかもしれない。