アールベイカーでブランサンド 大阪焼きそば(渋谷)
東京フードショーの中にあるアールベイカーはTSUTAYAなどを経営するCCCグループなんだそうだ。あそこのパン屋とあそこのパン屋は実は同じ系列なんだということもままあって、ベーカリーの経営母体は複雑だなと思う。
ただまあ、それによって味を正しく評価できなかったり、斜めから見てしまったりするくらいであれば知らないほうがいい。どこが運営していようがおいしいパンはおいしいのである。
そんなわけでアールベイカーももちろんおいしいパン屋さんである。少し変わったパンが多くて、見ていても楽しい。定番のミルクフランスは正統派だけれど、焼きそばパンはコッペパンではなく、丸っこい形でかわいい。生地もブランを使っているとのこと。レタスが入っているのもめずらしい。もっちりした麺がたっぷり入っているので、かなり食べにくいが大きく口をあけてかぶりつけばオッケー。
隣り合っているアンデルセン、サンジェルマンを巡りながら、個性的なパンを探すのが楽しいお店。
BISTRO UOMASUでポテトフライ(神田)
遅い時間になると若手がやってきて「ちょっと飲んで帰りましょうよ」。最近このパターンが多い。自分から誘うのは苦手だから、誘われれば喜んでいくわけだが、近ごろはだいたい週2回程度このパターンで飲みに行っている気がする。そしてまたいつもと同じような場所に来て、同じような店に入るのである。
そもそも終電まであまり時間がないのでチョイ呑みにならざるをえないわけで、そうなると頼むものも肴的要素が強いものになる。
まずは燻製枝豆といべりこ豚の手造りソーセージ。このお店は魚貝がメインらしいがそんなのしっちゃこっちゃないという勢いのある注文だ。非常によろしくない。
夜も遅いのでお酒もビールではなく、濃い目のハイボールでてっとり早くいこうというスケベ心が見え隠れする。
お酒を一杯飲みおえたら、おかわりと同時に牛ハラミのグリルである。おい、魚をたのめ。しかしながら、このハラミはレアな焼き加減で濃いソースとよく合う。おいしかった。
ソーセージとハラミに添えられているしけたポテトをソースに絡め、それをつまみにハイボールをちびちび飲み、今日も疲れたね、明日きっと遅くなるけどごめんね、など若手と話し、解散となるのである。明日もがんばろう。