ドッチツカズ

優柔不断な無職がかわいい猫についてや、食べたものについて書いています。


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シュークリーでシュークリーム(人形町・水天宮前)

日本橋で用事を済ませて、次は押上に行く予定だった。次の予定までは1時間ある。しかし、電車で行けば30分で着いてしまう。30分どうしよう。カフェでも行こうかしら。とはならないのである。我ながらよくわからない思考なのだが、そういうときに僕は「じゃあ歩こう」となってしまうのである。なんだそれ。

そういうわけで歩いて押上に向かうことにした。人形町駅を横切り、水天宮のほうへ進むと行列が見える。ああ、これはあの有名なシュークリーム屋さんじゃないか。たまにテレビで見る。

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外に行列はできているが店内には誰も並んでいない。なんだろうと見ると、みなさん焼き上がりを待っているよう。入口に「17時焼き上がり70個」と書いてある。いまの時間は16時40分。並んでいるのは10人ほど。買えるじゃないか。

しかし17時半には押上に行かなければいけない。水天宮前から半蔵門線にのればいける……はず!

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ということで行列に並び、無事に買うことができた。17時半からの予定にも間に合った。これ、かなりラッキーな出来事だったんじゃないかといまになって思っている。

押上でもろもろ済ませ、帰宅して待ちに待ったシュークリームをいただく。

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見た目からしてもう普通のシュークリームではないことが伝わる。表面をたっぷりのゴマと粉糖で覆いつくしている。生地は意外と硬めでさっくりとしている。

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中のカスタードはきれいな玉子色。思っていたよりも甘さは控えめで食べやすい。口の中でゴマの香りが広がる。確かにこれはいままで食べたことがないシュークリームだ。

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歩いて帰るという選択もたまには悪くないもんだ。

 

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焼鳥おみ乃で焼鳥(押上・スカイツリー)

昨年のオープン時から行きたくて行きたくて震えていて何度か予約を試みたのだけれど、運悪く時間が合わずということが続いた。その間にお店はどんどん人気店になっていって、さらに予約が取りづらくなる。こらあかん、ということで電話をして一番早く入れる日を予約した。店を合わせるんじゃない、自分を合わせるんだ。

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予約できた時間は開店の17時半から20時まで。カウンターに座ってとりあえずビールをいただく。漬物と口直しの大根おろしが出てくる。この大根おろしはおかわり自由だそうだ。

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まずはオーダーについての説明がある。単品での注文でもいいが、おまかせがおすすめとのこと。おすすめの場合はストップとこちらから伝えるまで串を出し続けてくれるそうだ。では、肝を入れたおまかせでお願いしますと伝える。

さっそく血肝がやってきた。

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僕もようやく焼鳥の焼き加減のようなものが分かってきて、肝やささみあたりにお店の個性が出るもんだなあなんていっちょ前に思っている。こちらの肝はレア過ぎず、焼きすぎずといったあたりだと思う。なんにしても噛んだときの歯の通り具合と、そのあとのぷりっとした弾力がいい。もうおいしい。

続いてさび。

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焼鳥というシンプルな料理だからこそ、焼き加減という技術があって差別化されるというのはすごいことだと思う。日本で生活するというのは幸せなことだなと思う。みたいなことを食べながら思う。大げさだけれども。

単品で頼んだ肝わさ。

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これがべらぼうにうまい。部位はわからなかったがつなぎなのかな。ぷりっとした食感がいい。山葵はそれほど強くなくて、焼鳥の合間に少しずついただく。

銀杏は若いものらしくて、シャリシャリした食感がめずらしい。こんな銀杏ははじめて食べたがおいしい。

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砂肝、焼き茄子、厚揚げと続く。厚揚げはお豆腐がなめらかで驚く。

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つくねをいただいたあたりで白ワインにチェンジ。

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本当は日本酒をいただきたかったのだけれど、ここでお酒にいってしまうと一生飲んでしまうだろうなと思い踏みとどまる。20時までという時間があるのだ。ただその白ワインもまるはつ、軟骨をいただいたらあっという間になくなってしまったのだけれど。

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ひしの南蛮という小ぶりな唐辛子をいただく。

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これも唐辛子とおなじく辛いものがたまにあるらしい。ひとつ食べると猛烈に辛い。どうやらはずれたようだ。そしてもうひとついただくとこれまた辛い。店主さんに聞くと辛いものはそんなにないとのこだったので、このあたりでやめておけという御示しだったのかもしれない。

焼きものはストップで伝えると締めの提案をいただいたので、最後に玉子かけご飯をいただく。

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とんでもなく濃厚な卵で締めとしては最高のメニューだった。

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期待通りすばらしいお店だった。このクオリティでこの安さであれば、他の焼鳥屋さんにはなかなか行けなくなってしまいそう。これからも隙あらば予約をして、それに人生を合わせていきたい。

 

押上曳船食本ぴあ―向島・本所吾妻橋 (ぴあMOOK)

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