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ドッチツカズ

優柔不断な無職がかわいい猫について書いてます。


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深夜4時のメッセージ

日記

寿司食べたいねと呟いたら「わかるー」と言うから池袋で電車を降り、西口の商店街を奥に進んだ。見つけた寿司屋はなんとなく高そうな店構えだったのだけれど、もう夜の11時だったし、お腹も減っていたし、なにより疲れ切っていたから早く座りたい一心で入ってみた。

 

とりあえずのビールを飲む時間も余裕もなかったから、冷酒。同行者はあったかいお茶。

 

ここ二週間はさっきまで行われていたイベント対応で忙殺されていて、それがようやく終わった解放感があったのだけれど、終わったら終わったで次のイベントが迫ってきているわけで、それに対する焦りとか、頭の中に浮かぶ大量のToDoで気持ちよく酒が飲めるかって言われたらそうではないよね。寿司は美味かったけれど。

 

疲れたねえと彼女が言う。疲れたねえと僕が言う。魚、美味しいねと彼女が言う。そうだねと僕が言う。一合徳利に入った辛めの日本酒は早々になくなり、もう一本と注文する。頭がぼうっとする。

 

昔から友達を作るのが苦手だった。33歳になって新しいコミュニティに放り込まれて、年下もいれば50過ぎたおじさんもいる中で、自分が何者かっていう自己主張をできるんだったら、もう少し友達が多かったと思う。自己主張をした結果、ボロボロになっていくメンバーを間近で見て、怖い怖いって縮こまっている。あと数か月このコミュニティは続く。もう中年と呼ばれるメンバーが泣いたり、落ち込んだり、夜中まで話し合ったりしてもがいている。

今回は初めて僕が自分からメンバーに自己主張したイベントだった。だからもしかしたらメンバーから総スカンをくらって明日からはイジめられるかもしれない。なんだそれ。小学校かよ。勘弁してくれ。なんて言っても仕方ないから、冷酒をもう一本たのむ。

 

君はえらいねと彼女に言う。なんでって自己主張した僕のただの憂さ晴らしに付き合ってくれるんだから。当たり前だよと言ってくれるけど、この年になると当たり前なんて言えなくなるんだよ。