北の味覚 すず花で北海道ラスト寿司(北海道・新千歳空港)
空港ゲート内でも本格的な寿司が食べられるというのだからさすが北海道である。お腹はそれほど減っていないが北海道に対する名残惜しさからついフラフラとJAL搭乗口から店舗のあるANAのほうまで向かってしまった。
立ち食い寿司だと思っていたのだけれど店内にはテーブル席もある。たまたま空いていたからだろう、テーブル席をすすめられた。そのあとに来店した方は立ち食いのカウンターに並んで食べていた。少しだけ立ち食いがよかったなと思った。
「おまかせ6貫セット」というのがあって、みなさんそれを注文されていたのだが、6貫はちょっと多いなと単品で頼むことにした。オーダーは紙に書いて渡す方式。
とりあえず酒をもらう。「男山」(800円)は300mlの小瓶でやってくる。
この前日にいくらを食べてべらぼうにおいしかったので、いくらはマストで注文するとして、他にホワイトボードに本日のおすすめとしてあった苫小牧産の生にしんと平目、それにイカをもらうことにした。
結論、これがまたおいしいわけで。北海道の最後の食事になるであろうこの場所でがっかりさせるわけにはいかないという意気が伝わってくる。や、まあ、そんなこと考えてないのだろうけれど、素材の良さがそうさせている。
もちろん高級店のお寿司という感じではないけれど、地の物というのはやはりおいしいのだ。いくら、最高だった。
少しお寿司が出てくるのが遅くてこの時点で搭乗の20分前くらいになってしまっていたので慌ててお酒を飲む。ぐいぐい3杯くらい飲み干して搭乗ゲートに向かった。もちろん飛行機に乗った瞬間に気を失ったよ。
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味噌キッチンで北海道グルメを雑に(北海道・新千歳空港)
東京に帰らなければいけない。北海道らしいことをほぼしていない。悲しい。まあ仕方ないのだけれども。飛行機まではあと1時間ほど。数人でご飯を食べて帰ることにした。食べたいものはバラバラだろうから、必然的にこういったお店が選択される。北海道グルメがある程度網羅されている店だ。
ラーメン、海鮮丼、豚丼、笑ってしまうくらいなんでもある。周囲のお客さんも似たような目的ではいっているのだろうな。
とりあえずビールを飲みたいということで一品料理をいくつかもらうことにした。連れはがっつりとラーメンと丼のセットを食べている。
それっぽいものを手当たり次第に注文。まずは「いかのぽっぽ焼き」とちょっとしたお刺身をいただく。これが北海道グルメかといわれれば難しいものはあるが、気分的には十分なレベルである。
あとは北海道の居酒屋メニューといえばということで「ザンギ」。から揚げとの明確な区分けは分からない。しかしから揚げがおいしくないわけがない。なんとなく衣のガリガリ具合にザンギの定義がありそうだがあんまり難しいことは考えないでおこう。
あとは「味噌おでん」と「お刺身」というそれっぽいものを注文した。これが正しい北海道グルメなのかだんだんわからなくなってきたが、しかしながらこちとら新千歳空港で食べているのだ。気分さえ感じられればそれでいい。
ちなみに飲み物はハスカップハイボールという道民の方にも受け入れられているものなのかわからないものを飲んでいた。
浅草にも観光客向けでそんなのジャパニーズカルチャーっていっていいのかよ、みたいなものがたくさんあるので、このあたりは雰囲気で流されていきたい。北海道グルメを食べたんだきっと。