ドッチツカズ

優柔不断な無職がかわいい猫についてや、食べたものについて書いています。


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すにちゃんと暮らす家2

すにちゃんと暮らす家を探すうえでいくつか条件を考えた。

前提として金銭的にもライフスタイル的にも一軒家ではなくマンションにしぼることにした。当然、猫飼育可のマンションだ。

部屋の条件としてはまずキャットウォークを設置できる家であること。価格の面もあって広い部屋に住むことは現実的じゃないなと思っていた。しかし、それだとすにちゃんが思いっきり走り回ったりができない。できれば少し走れる廊下があって、ジャンプできる棚を作りたいと思った。

頭の中で理想の部屋をいろいろと想像しているとこんな考えに思い至る。

古いマンションを安く買って、入居前に中身を猫用にカスタマイズするのがいいんじゃないか!

これはとてもいいアイデアだと思った。

古いマンションでも中を新しくすれば、新築と同じくらいの金額で自分好みの新しい部屋に住めるんじゃないか。これはいいことづくめなんじゃないか。

天才だ。なぜみんなそうしないのか。

すぐにパソコンにむかい、

「中古マンション 改装」

と検索する。

すると「リノベーション」という文字がずらずらと出てきて、もはやその行為が一般的であることを知った。

そりゃそうだ。そんなの誰でも考えつく。自分が天才じゃなかったことに少し悲しくなったけれど、気を取り直してリノベーションについて調べると、世の中にはたくさんのリノベーション業者がいることがわかった。

さっそくそのリノベーション業者の何社かにメールを送り、相談させてもらった。そしてその中の一社に猫ハウス造りをお願いすることにした。

 

お願いしたのはいいけれど猫ハウスにする家が見つからない。マンションの更新をしたタイミングで家を買いたいと思ったわけだが、それから1年半、次の更新が近づいてきてもまだ家は決まらなかった。

 

怠けていたつもりもまったくなくて、毎週のように内覧にいったし、業者が悪いのかもしれないと他にも何社もまわった。それでも希望の家は見つからない。さすがに焦るし、すにちゃんにも申し訳ない。

 

「すにちゃんはどこに住みたいんだい?」

 

と尋ねたりしてみるけれど、すにちゃんは

 

「もっとご飯を食べたい。よこせ」

 

とにゃあにゃあ言うばかりで、衣食住の住に関してはあまり興味がないようだ。でも君はよく外を見ているじゃないか。

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うちの窓は全部磨りガラスになっているから窓を開けないと外が見えない。それにうちは陽当たりがあまりよくない。すにちゃんだってひなたぼっこや窓の外の鳥さんを眺めたいだろう。

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しかし、すにちゃんはとんと興味がないようで、語り掛ける僕の腕からぴょんと跳ねて逃げていってしまった。

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新しい家なんて人間のエゴなのかもしれない。すにちゃんにとっては引っ越しだってストレスになるだろうし。そんなことを考えて家探しに挫けはじめていた。