串真で京紅地鶏の焼鳥(本所吾妻橋)
月に一度くらい一日中銭湯にいる日がある。3時間くらいサウナ入ったり、あとは昼寝したりして過ごすという完全休養日である。そうして銭湯で水分を出したあとはてきとうな居酒屋でビールをがばがば飲んで、へらへらを補給して寝るというパターンだ。
この日はそれで帰り道にビールを探してさまよっていると、なんだか小綺麗でおいしそうな店を見つけた。いつもなら大衆酒場みたいなところに入るのだが、なんとなく焼鳥にひかれて入ってみることにした。
たまたまこの日は地域の祭りがあったようで、店内は予約で満席状態。ひとつだけカウンターに空いている席があって運良く座ることができた。そのあとも入ってくるお客さんに女将さんが
「いつもはそんなことないんですよ。今日はたまたまお祭りで」
と申し訳なさそうに繰り返していた。どうやら本当にイレギュラーな日だったようだ。
自分の幸運に感謝しつつ意味なく力士が懸賞金を受け取る動作をしてビールをいただく。たまらん。
お通しをいただきつつメニューを見る。最初のページに京紅(きょうあか)地鶏という文字があった。京都の地鶏らしい。とりあえずこの「京紅地鶏 串焼き3本セット」(770円)を注文。
ただこの日は前述した通り大忙し。特に焼き場は大変そうだったので一品料理をいただきつつ焼鳥を待つ。まずは「鳥刺し」(630円)。鮮度もよくて薬味もたっぷり入っている。こりゃいい。
次に「トロッとチーズ入りオムレツ」(300円)がやってきた。この時点でビールがなくなる。おかわり。
焼き物は先に「銀杏」(200円)から。続いて「青森県産にんにく」(300円)と酒のつまみに最適なものから出てくる。
そろそろ日本酒をいただこうかしらとなったくらいで串焼きがやってきた。もも、ささみ、レバーの3種類である。焼きはちょっと強めだが、弾力があっておいしい。
少し変わり種で「ニラ玉の炭火焼き」(300円)を注文したら想像と違うものがやってきた。玉子焼きにニラがのっかっていてベーコンで巻かれている。これをマヨネーズで食べるのだが、不思議とおいしい。
最後につくね。しっかり焼かれたつくねに濃いタレと卵黄が絡んでこれもおいしかった。
なんとなくフィーリングで入ったお店が当たりだったときは嬉しいものだ。日本酒を3合ほど飲んでしっかりとへらへらも補給できた。いい休養日だ。
国産若鶏 焼き鳥セットbh(50本) もも串、むね串、ぼんじり串、つくね串、豚ハツ串各10本 水炊き で焼鳥鍋、おでんもオススメ
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