主に浅草で食べたものを記録していくよ

優柔不断な無職がかわいい猫についてや、食べたものについて書いています。


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源氏でお通し付きお酒3杯(宮城県・仙台)

ネットのみなさんのお力はすごいもので、仙台にいるよという情報をSNSで流せばいろいろと詳しい方が教えてくれる。ありがたいことです。

地方に行って飲み屋に入る際に困るのは一人では入りづらい店かどうかがわからないことだ。ネットで下調べをしていても実際にいってみると違っていたりする。その点、地元の方の情報は間違いない。こちらのお店は「仙台で間違いない飲み屋であり、ひとりでもすばらしい時間が過ごせる」と聞いた。

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文化横丁という仙台の地元の方が集う通りにあるらしい。看板の出ている路地を曲がり、さらに左にすすんだ突き当りが入口となっている。

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扉をあけると薄暗い。コの字型のカウンターのみの店内はすでに8割ほど埋まっていた。17時開店だと思ってそれを見計らっていったのだが、どうやら16時半からやっているらしい。

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店員さんが誰もいないので仕方なく空いている席に座る。しばらくすると割烹着を着た女将さんが「いらっしゃい」と迎えてくれた。そして一杯目を聞かれる。

お酒にはお通しがついてくるという情報は知っていたので、とりあえず生ビールをいただく。一杯1,000円と分かりやすい。

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お通しはまず「小いわしの炙り」(かな?)ときゅうりと大根のお漬物が出てきた。「小鉢も出しますね」と一声いただき、しばらくすると人参、もやしなどの野菜のお浸しが出てきた。どれも素朴な味でおいしい。

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しばらく周りを見ているとこの店のルールが少しずつ分かってきた。女将さんは常に忙しそうに動き回っていて厨房に入ることも多いようだ。そのため常連さんたちは女将さんを呼び出すことはしない。お酒がなくなったら空いたグラスをカウンターの上に出す。そして女将さんが順番に声をかけてくるのを待つというスタイルだ。料理が少し遅れたって気にしない。なんともスマートである。

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ということで空いたビールのジョッキをカウンターの上に出して暫し待つ。女将さんに声をかけてもらって「高清水 初しぼり」(1,000円)をお願いする。お酒は早い。目の前に受け皿、コップを置いてくれて並々と注いでくれる。

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少しコップを浮かして皿に入った酒の水位を下げてから、そろそろと皿をおろす。右手に持ったコップ酒は受け皿におろす前に一口すすっておく。おいしい。

2杯目のお通しは冷ややっこ。木綿のしっかりとした豆腐で、結構なボリュームがある。お酒に合わせてちびちびといただく。

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3杯目は「裏霞 特別純米」(1,100円)。隣の人を見ていると3杯目に刺身が出てきていたので、そこまでは飲みたいなと思っていた。刺身は鰹やかんぱちが盛り合わせになっていた。

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聞くところによると基本的にお酒は4杯までで、注文するとおでんかお味噌汁かを聞かれるらしい。個人的には3杯で十分だったし、お店も混んできていたのでここでお会計をお願いした。3杯飲んで3,100円。なんたる明朗会計。とてもいい気分で店を出た。また仙台にきたときには訪問したい。

 

仙台の横丁 壱弐参横丁・文化横丁編 (Kappo特別編集)

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