果物小町でフルーツパフェ(岡山県・倉敷)
倉敷にやってきた。いままで通り過ぎたことはあったが、降り立ったのははじめてだ。駅から徒歩で商店街を抜けて、美観地区というレトロモダンな街並みが残った観光地区へ行く。目的は”inBlue”という専門店でデニムスーツをあつらえることだ。倉敷にいったら必ずやろうと思っていたことである。むしろそれさえできれば倉敷でやりたいことはほぼ終わりといってもいい。
無事にデニムスーツのカスタムオーダーを終えて大満足である。しばらく余韻にひたっていたが、やることがなくなってしまった。さてどうしようと考えた結果、浮かんだものは「フルーツ」だった。桃が食べたい。しかしながら調べてみると桃は季節じゃないらしい。それどころか5月はフルーツがほとんどない。イチゴがいくつかある程度だ。
悩みながら歩き回っているとフルーツパフェの店を見つけた。見るとメニューに桃がある。ハウス栽培の桃のようだ。しかし10食限定ですでに売り切れている。うーん、どうしよう。しかしフルーツパフェは食べたいなとさらに歩き回っていると別のパフェ屋さんを見つけた。よし、今日はここで食べよう。そして明日の朝一にさきほどの店にいって桃のフルーツパフェを食べよう。そうしよう。と自分で納得してこちらのお店に入った。前置き長すぎた。
時間はすでに夕方。閉店時間の30分前ということでほとんどのメニューが売り切れていたが、人気No.1とあった「本日のフルーツパフェ」(900円)は残っているということでそれを注文。
やん、かわいらしい。と映えた写真を撮ってインスタのストーリーにアップするというやばいおじさんと化す。まあ、旅行中くらいええやんけ、なあ。
メインはイチゴ、それにメロン、バナナ、キウイ、パイナップル、オレンジなどが入っている。トップにはミルクの強いソフトクリームがのっている。歩き回って疲れた身体を癒してくれる甘さだ。
中にはプリンとムースが入っている。スポンジなどでのかさ増しもなくて、たっぷりフルーツがうれしい。よく考えると普段はあまりフルーツ食べないのに、こういう場所だとフルーツたっぷりでうれしいとかいっちゃってる。なんだろうこれ。ともかく本日のフルーツ欲、というか倉敷欲はひとつ満たせたのでよかった。