丸福酒場でポテトサラダとウインナー（東向島・曳舟）
平成があと3時間ほどで終わってしまうという時間にもふらふら酒をもとめてさまよっていて、いよいよだなあと思う（ダブルミーニング）。以前から行ってみたかった丸福酒場に入ってみる。東向島で有名なせんべろ酒場で、最近移転したそうで、八広、曳舟、東向島のちょうど中央くらいの場所にある。
扉を開けても特にいらっしゃいという言葉もなく、なんとなく空いていたカウンター席に座る。奥は常連さんたちでにぎわっている。しかしながら居心地が悪いというわけでもない。
とりあえず生ビール（350円）をいただく。
奥に年配の男性店員さん、手前にとても若い男性店員さんがいらっしゃる。この若い方、とても寡黙な雰囲気で声も小さめなのだけれど、こちらが注文とってほしいタイミングで目を合わせてくれる。一見なのでそんな優しさがありがたい。
「ほたるいかの酢みそ和え」（300円）を注文。ちゃんと目玉をとってくれている。これで300円というのはお得だなあと思う。メニューをあらためてみるとかなり安い。
「いかのタレ焼き」（400円）もイカ丸ごとでこの値段である。
すぐにお酒がなくなってしまったので、焼酎ハイボールを追加。サワー系は250円である。若い店員さんがとても丁寧にお酒を造っているのを見て、またちょっと印象がよくなった。もうちょっと値段あげてもいいんはないのっておじさんは思うよ。
「ポテトサラダ」（200円）なんて山盛り入っていて200円である。ちょっと量が多すぎて困ったくらいだ。ハムがたくさん入っていて、食べごたえありすぎる。
ちゃんとお酒もあってすべて500円だ。福島の「国権」純米吟醸をお願いしたら、ちゃんと下皿をつけてくれてコップを溢れさせて、皿になみなみとなるまでそそいでくれた。
個人的な定番の「ウインナー炒め」（300円）を注文したら、ポテトサラダがご飯みたいに見えてきて昭和の夕食みたいな雰囲気になっちゃった。あと1時間で令和である。
お酒もなくなったのでお会計をしよう。2000円とちょっと。安い。平成最後のお酒はいいお店を見つけられたので満足です。
