博多屋台ラーメン 一幸舎で辛豚ラーメン(東京)
KITTEのラーメン激戦区はとみ田と福味でもういいかなと思っていたのだけれど、東京駅という立地のせいでなんとなく足が向いてしまう。最近はもう並びもかなり緩和されていて、とみ田以外はすんなり入れるようになった。こちらの一幸舎も並びはほとんどない状態だ。
さて入ったいいものの一幸舎の豚骨ラーメンは過去にさんざん食べている。そうなるといままで食べていなかったものを選びたくなる。メニューを見回して「味玉辛豚ラーメン」(1,000円)のボタンを押す。普通の感覚だとちょっとお高く感じるが、東京という立地であれば仕方ない。
15分待ってラーメン到着。
見た目は通常のラーメンに辛味を増したというような感じ。スープは唐辛子系で思っていたよりも辛い。このしゃばい系の豚骨スープで辛いものって確かにあんまりない気がする。そもそも辛子高菜で辛味を増せるシステムがあるはずなので、あえて辛いラーメンをメニューにラインナップする必要がないのではないか。などと考えてみたが、推測が合っていてもそうでもなくてもどっちでもいいなと思ってやめた。
辛い以外は基本的に通常ラーメンと同じかしら。麺は硬めでお願いしたが柔らかく感じた。このあたりの基準って難しいですよね。低加水だからちょっと時間が経てば柔らかくなってしまう。そのあたりを折り込んで注文しなきゃいけない。いま気づいたけど、博多ラーメンに対して難しく考えすぎている。やめよう。楽しく食べよう。
チャーシューと味玉はごくごく普通。屋台が発祥ということでシンプルなものが良いという考え方なのだろう。食べやすさとしてはいいが、変化していってもいい部分じゃないかとも思う。
先日も博多の人と話しをしていて、「博多ラーメン以外はラーメンじゃない」というわけで、そうなるとやっぱり考えこんじゃいますよね。博多ラーメンがこの世で一番おいしいラーメンだと信じて疑わない人たちがたくさんいる。これはもうラーメンというか郷土料理の域なんじゃないか、とか。やめよう、やめよう。なんでこんなこと考えながら食べているんだ。