越後長岡 小嶋屋でへぎそばとたれかつ(新潟県・新潟)
さて東京に帰ろうとなり、新幹線までの時間に何か食べていくかとなった。タレかつ派とへぎそば派によるディスカッションの末、じゃあ両方食べられる小嶋屋さんに行こうかとなった。いいね。平和的解決。
へぎそばとタレかつ丼(小)というセットがあったので、それええやんと全員で注文。ビールもいただいちゃったりなんかして、新幹線のる前は基本的にやりたい放題になる感じがあるからよくないなと思う。なんでなんだ。解放感があるのかしら。
へぎそばがへぎにのってやってきた。
あまり定義がよくわからないのだが、へぎにのっていたらへぎそばというわけではなく、独特のコシがあるらしい。確かに食べてみると硬さがあり、独特の粘りがある。この食感は海藻由来だそうで、そういうものなのかと不思議に思う。単純に味からするときっと増粘剤なんかも入っているのだと思う。
すごくつるみがあってつゆとの絡みはそれほどでもない。しっかりと噛んで食べる蕎麦という印象だった。
新潟のタレかつ丼は初体験である。
結論からいうととても食べやすくておいしかった。少し甘めで、しょっぱい醤油風味のタレがかかっており食べやすい。衣をしっとりさせて、柔らかくて歯切れのよい豚肉をよりマッチさせている。見た目はとてもシンプルでちょっと味気ない感じもするが、それ以外はとてもよい。
福井県でもタレかつを食べたがあれはウスターソースで味がかなり濃かったし、酸味の強いソースはご飯とあまり合わない気がする。こちらのほうがよほど好みである。
小丼だったがボリュームもあって、ビールのせいもあってお腹がいっぱいである。新幹線で飲むためのお腹も残しておかないといけないのに困ったものである。そんなこと言いつつもしっかり缶チューハイは買うんだけど。