油そば一二三 分店で油そば(宮城県・仙台)
宮城県の夜。酒を飲んだ帰り道に小腹が空いて油そば屋に入ってしまった。仙台ではじめての油そば専門店だそうだ。いくつか支店もあるらしく、グループでは数店舗を運営しているようだ。
お店の入り口は正面ではなく、横の通路に入ってすぐのところにあった。店内は割と空いているが、ちょっと待ってと言われて10分ほど外待ち。この日は4月の雪が降っていて激寒。凍える凍える。
ようやく店内に入ることができて券売機で食券を購入。「油そば並盛」(730円)にトッピングで「半熟たまご」(100円)を追加した。
注文してからは割とすぐに丼がやってきた。
見た目は非常にシンプルで、いわゆる普通の油そばという感じ。壁に貼ってある「おいしい食べ方」に倣い、ラー油とお酢を回し掛け、全体的によく混ぜる。半熟たまごも投入して、こちらは少し崩して卵黄をつけながら食べる。
醤油ダレは比較的薄めの味で、自分好みにアレンジすることを推奨しているよう。あっさりしているので夜でもさくっと食べることができる。
後半はマヨネーズをかけたり、もう少しラー油を増やしたりと調整しながら食べる。具材も含めて味付けも単調になりがちかなという感じはあるが、油そばというのはそういうものといえばそういうものである。
かなりオーソドックスな油そばなので、男性で並盛だと少し物足りないかもしれない。ものの5分で食べ終わってしまった。この時間にはちょうどよかったのかもしれない。
外に出るとまだまだ雪が降り続いていて、車のボンネットにはうっすら積もりはじめていた。あったまるならラーメンがよかったかな、なんて贅沢なことを思いつつ小走りで駅ほうへ向かうのだった。