銀座鴨そば 九代目けいすけで鴨白湯そば(銀座)
銀座にあるけいすけの前を通ったら空いていたので入ってみることにした。こちらのけいすけは2014年オープンということで、かなり長く続いている。あまり詳しくないが、けいすけの十代目は聞いたことがないから、九代目が最後ということになるのだろうか。他のブランドはたくさん出店しているから、●代目というのをやめただけかしら。
注文したのは「鴨白湯そば昆布〆卵黄入り」(1,130円)というもの。芳醇というさっぱりめの鴨そばもあったが、鴨白湯というものを食べたことがなかったのでこちらにした。
ラーメンはお盆にのってやってきた。薬味で青ネギと白ネギがついてくる。
昆布〆の卵黄が中央にのっかっていてインパクトがある。
さっそくひとかじりしてみると、かなりしっかりとした硬さがあり、味はしょっぱめ。そりゃあそうかという感じではあるが、ちびちび齧りつつ、日本酒を飲むやつじゃないのかしら。なんていう感想がでてくる。
スープはしっかりと鴨。
これが鴨白湯というものなのか、といった小並感。なかなか形容が難しい。他の出汁が分からないほどに鴨である。どちらかといえば清湯系のほうがおいしいのだろうが、ここまで鴨だとちょっと笑っちゃうおいしさがある。
麺は中細ストレート。ちょい平打ちっぽい。
全粒粉が入っているようで、風味をしっかりと感じられる。つるみもあって、スープ絡みもよい麺だ。スープが濃厚なのでそれに負けない麺をという感じだろうか。
低温調理の鴨チャーシューはちょっと臭みもあったが、歯ごたえもあっていい食べごたえだ。
薬味も充実していて、ネギをのせつつ、柚子七味あたりをぱらぱらかけてみる。
少しさっぱりして食べやすくなった。最後まで濃厚だったので、味変を推奨してくれるのはありがたい。
鴨白湯という経験値が増えたのでレベルアップした気がするぞ。