石釜bake bread茶房 TAM TAMでピザトーストとホットケーキ
最近、なぜだか空前のトーストブームがきている。世間では高級食パンに端を発する食パンの生食ブームが起きているのにも関わらずだ。や、それにしたって食パンは焼いたほうが絶対にうまい。生でもおいしく食べられることはすごいと思う。でも焼いたほうがうまい。これは世界の理である。食パンが世界にあるのかしらんけど。
朝食にトーストを食べにきた。神保町のこのあたりはカフェ、喫茶店に困らない。困らな過ぎて人気スポットになっており行列ができているのは、逆に困ってしまうが。
この日も小雨の降るなか、外には数人の待ち客が。20分ほど待って入店することができた。
身体が冷えてしまったのでホットコーヒーを注文し、そして当然注文するのはトースト。今回は「石釜焼きピザトースト」(680円)にした。
やあ、これこれ。厚めに切られたトーストにたっぷりのケチャップとソース。
表面はさっくりしているのに、中はまだ水分が残っていてふんわりしている。
これが石釜焼きの特徴なのだろうか。チーズの焼け
た香ばしさがたまらない。やっぱりトーストやで、ほんまほんま。と唐突に大阪弁も出てしまう。
こちらのお店の一番人気は「石釜焼きホットケーキ」(680円)らしい。ほな、それもいこか。トーストでテンションがあがってしまい、追加注文である。焼きあがるのに20分ほどかかるらしい。
大きくてまんまるなホットケーキがやってきた。表面は少しひび割れていて、じっくり焼いたということが伝わってくる。ナイフで切るとザクッと音が聞こえてしまいそうなほどだが、中はふっくらしている。
「外カリッ中ふわっ」というたこ焼きみたいな表現になってしまったが、本当にそんな感じ。これはパンケーキではなくてホットケーキである。生地自体の味はシンプルで甘みは弱め。横に添えられているホイップクリームとメープルシロップでいただくとちょうどよい甘さになる。
これを目当てに行列ができるのも頷ける。パンケーキはあまり食べていないが、これは一度食べておいてよかったなと思う。あれ、トースト食べにいったのにホットケーキにやられてしまっているぞ。