ROUTE271でエビチリサンド(大阪府・高槻)
梅田の超人気パン屋であるROUTE271。もともとは高槻にあったお店が梅田に移転し、そしてまた高槻にもオープンしたという経緯だそうだ。どこかでお昼ご飯を食べたいなと考えていたらふと思い出して寄ってみることにした。
お店の前には数人の待ち客。お店が狭くて一度に5人程度しか入れないようだ。ひとり出てくると、ひとり入るという方式になっている。イートインなどはないので回転は早く、5分ほど待って入店できた。
お店の中は所狭しとパンが並べられている。お昼ご飯用にがっつりしたものと甘いパンがほしいなと見まわす。とはいえ順番にパンをとりそのままお会計と一列になっているので、前の人が進まないとパンは取れない。ゆっくり進む列に合わせてパンを選ぶ。
とりあえず人気がありそうなパンをトレイにのせることにした。
「サーモンとアボカドのクロックムッシュ」(320円)に「エビチリサンド」(350円)、菓子パンは「くりあんパン」(180円)にした。基本商品も食べたいなと「クロワッサン」(200円)も。
レジ横に冷蔵棚もあって、そこに「お店の看板商品」とあった「クリームパン」(190円)を追加してもらってお会計をした。
さっそく持ち帰って食べる。まずは「エビチリサンド」から。
結論をいえばこれが完全に優勝ではあった。甘辛いチリソースをまとった大きなエビに、玉子とチンゲン菜が入っている。それらをふっくらとしたバーガータイプの白生地でサンドしており、パンの存在感もありながら、そもそもおいしいエビチリを味わえるという最高の仕立てだ。また食べたい。
「サーモンとアボカドのクロックムッシュ」はルヴァン種を使ったセミハードな生地にたっぷりのアボカドが入っている。
少し酸味のあるソースが珍しい。これだけ具材がたっぷりならばこのお値段も納得だ。
「クロワッサン」は内層もとてもきれいでサクサクだ。めちゃくちゃバターという感じではないが、優しい味わいになっている。
そして「クリームパン」。
人気の商品ということでやはりカスタードにこだわりがありそう。卵の香りがとても強い濃厚なクリームである。
冷蔵にしているのは傷むのが早いからなのかな。冷たい生地もおいしかった。
最後に「くりあんパン」。
皮がしっかりしたいわゆる普通のあんぱんとは異なっていて、上から餡が見える形状になっている。意外にしっとりした生地になめらかな餡がおいしい。創作性の高いあんぱんだった。
完全に買いすぎ、食べ過ぎではあったけど大満足のおいしさ。こんなにおいしいパン屋さんが高槻にあるなんて時代も変わるものだなあ、なんて思ったり。ひさしぶりに高槻に来たけれどちゃんとおいしい店がたくさんあるんですね。やるやないか、高槻。