麦と麺助で中華そば(大阪・中津)
やんごとなき理由による実家のある大阪に行くことになった。羽田空港に向かい、とらやの羊羹をお土産に買う。あっという間に伊丹空港に到着し、そのままリムジンバスで梅田まで。さて、飯は何にしようと調べていると以前いった「燃えよ麺助」さんのセカンドブランドが中津にあるらしい。それ行ってみよう。
時間は13時過ぎ。梅田から徒歩で新御堂筋を北上する。あー、見えてきた。人だかりが。
嘘だろってくらい並んでいる。なぜだか4人ずつの列になっているので、密集具合がすごい。ディズニーかな。40人ほど並んでいるようだったがとりあえず一番後ろに入る。
待っている間にメニューの予習。こちらはイリコそばというものがあるらしい。オーソドックスな醤油は前回燃えよ麺助さんで食べたので今回はこちらにしよう。
そうしてたっぷり1時間ちょっと待ってようやく入店。
券売機でイリコそばの食券を購入しようとお金を投入すると、売り切れの表示が。が。が。ちょっとそうかもしれないと思ってたけども。
気を取り直して「味玉中華そば」(950円)を注文。前回は鴨だったし、少しテイストの違うのだろう。
カウンターに座るとすぐに提供された。相変わらず美しいラーメンだ。
こちらのスープは鶏がメインとなっているよう。
とてもまろやかな口当たりがある。味はかなり甘い印象を受けた。これは醤油由来の甘さなのだろうか。甘いのだけれどすっきりしているスープでこれがまたべらぼうにおいしい。最後には結局飲み干していしまった。
麺は中細ストレート。
パツパツしているのかなと思っていたら、意外にももっちりしていて粘りも強め。ほのかに小麦の香りも感じられて、いいものを使っているのだろうなと思う。
具材はチャーシュー2種のほかにつくねも入っている。
これにはレンコンかしら、シャキっとした食感が残っていて、とてもおいしかった。チャーシューも低温調理のさっぱりしたものと、しっかり味がついたものと二重で楽しめる。
味玉も申し分のない半熟さとコクのある味でしっかり作られているのだなと感じる。これは人気になりますよね。
イリコそばが食べられなくて残念ではあったが、もちろん醤油もおいしくてスープまで食べきってしまった。これだけ人が並ぶには理由があるということだろう。次回は開店前に並ぼうかしら。いつになるかはわからないけれど。