玉 品達店でつけめん(品川)
東京駅でらーめん玉を食べてからつけ麺も食べてみたいなと思っていたところ、ちょうど品川に行く用事があってこれ幸いと品達にやってきた。こちらも2018年4月にオープンしたばかりの新店である。
お昼から少しずらしてきたのだが、店内は満席。さすがの人気である。15分ほどで席にアイランド型のカウンター席に通してもらう。
注文は最初から決めていた「味玉つけめん」(950円)にした。こちらのお店は限定の「香麺」というメニューがあるのだが、見るからにスパイシーそうだったので初志貫徹ということで。15分ほど待ってつけ麺が到着。
スープは見た目からして濃厚煮干し。こちらも削り節が表面にふりかけてある。粗く切られたネギがワイルドな見た目を演出していて、実に乱暴者なビジュアルだ。
麺は太麺ストレート。ぴかぴか光っていて、これぞつけ麺という感じ。うおー、つけ麺を食べるぞーと気持ちを昂らせてくれる。
さっそくつけ汁に麺をひたしてずるずるいただく。
東京駅で食べたラーメンと比べて、さらに粘度の高いスープが麺に絡みついてくれる。醤油ベースの魚介豚骨にさらに鰹節がのっているわけで、旨味がガチボコになってる。これも頭が悪くなる系のおいしさである。
後半は多少くどくなってくるが、チャーシューや味玉で口の中に変化をつけながら最後までおいしくいただいた。
濃厚系のつけ汁は割スープの楽しみがある。
魚介系なので単純にスープとしてもおいしいのは当然で、ちょうどよい加減に割られてくどさがなくなったスープはとまらないおいしさがある。飲み干してしまいたくなる誘惑を我慢をするのが大変だ。
暴力的なビジュアルと味、乱暴に抱かれている感覚が醍醐味なんじゃないかと感じさせてくれるつけ麺だった。そんなんでいいのかはわかんないけど、食べ終わったあとに心地よい疲れのようなものがあった。完全に事後である。