三笠會館 江戸東京博物館店でチキンドリア(両国)
江戸東京博物館でやっている「東京150年」を見たくて両国までやってきた。昼食はとんかつでも食べようかなと思っていたのだけれど、行ってみると大行列。こらあかんと慌てて別の候補を探すと、江戸東京博物館の敷地内に三笠會館がある。いつの間にできのだろうと思いつつ、行ってみることにした。
休日ということもあってこちらも待ち客が数名。しかし、席数は多いようなのですぐ入れるだろうと待つことにした。10分ほどでテーブルに案内してもらう。
店内はレトロ感が演出された洋食店という感じで、江戸東京博物館の雰囲気とも合っているんじゃないかと思う。メニューは新聞のようになっていて、持ち帰ることもできるとのこと。
注文はメニューに特製と書いてあった「チキンドリア」(1,450円)と三笠會館といえばというイメージがある「鶏の唐揚げ」(580円)。お連れは「シーフードマカロニグラタン」(1,380円)にした。
黒い鉄の器で見るからに熱そうなドリア。
しっかり焼きこまれている感じが洋食屋らしくてよい。こういった施設にあるレストランだから、観光地風な変化があるのかと思ったりもしたがそんなことはなそうで嬉しい。
中央には半熟玉子が隠れていて、黄身がとろりと流れ出てくる。鶏肉もたっぷりなので絡めて食べるのが正解である。なるほど、親子ドリアということか。
唐揚げは三笠會館が発祥という話があって、別の店舗でもいただいたことがある。明らかに片栗粉を使用した衣が主張するタイプの唐揚げである。
味付けもかなり濃いめ。こういうの好き。ただ、以前食べたものとは違うような気がするので、こちらの店舗オリジナルなのかもしれない。
こちらはシーフードマカロニグラタン。
実は江戸博にぴったりの洋食屋さんなのかもしれない。外国人観光客の方はこの洋食をどのように感じているのだろう。レトロな日本文化の体験ととらえるのだろうか。