らーめん渡邉で白らーめんと鶏白湯飯(浅草)
7月に浅草の駅近にオープンした新しいラーメン店。地下鉄浅草駅近くはチェーン系以外のラーメン店が意外と少なかったので、新店オープンはありがたい。
店に入ってすぐ左手にタッチパネル式の券売機がある。浅草なのでもちろん英語や中国語にも対応している。
メニューは黒、白、赤の3種類があるようだ。今回は店の一押しの「白らーめん(塩)+味玉」(850円)を注文することにした。ちなみに黒は醤油、赤は辛味とのこと。スープベースはすべて鶏白湯である。
カウンターに座って食券を出すと、開店記念で鶏白湯飯と生たまごがサービスと店員さんから嬉しい情報が。もちろんお願いする。
先にラーメンが到着。
中央の蝶を模した人参が美しい。店主さんはもともと料理人だったらしく、こだわりがあるのだろう。
鶏白湯スープは意外とあっさりしており、塩味は強め。しかし鶏の存在感は十分にある。少し魚介っぽい風味もありつつで、素材は分からなかったが何か工夫があるのだろう。
麺は中細ストレート。少し柔らかめの食感で、こちらは存在感薄め。スープで食べさせる仕立てなのだろうか。
具材はスープによって若干の違いがるよう。白は厚めに切られた鶏チャーシューがいい。臭みなどもなく、丁寧に作られていることがわかる。
味玉も抜群のとろとろ加減だ。
ラーメンをひと段落させたらサービスでいただいた鶏白湯飯をいただく。
ご飯を鶏白湯スープで炊いたものらしく、これに揚げニンニクとニンニクラードをのせていただく。少し醤油をたらすと、これがまたおいしい。組み合わせ的にはおいしくないわけがないのだけれど。
食べ方の説明にあった通り、レンゲにご飯をのせてスープにくぐらせて食べてみる。これももちろんおいしいが、そのまま食べたほうがインパクトが強かったか。
最後に玉子と醤油を少し追加していただく。これはもう当然おいしい。
鶏白湯ということで、近くに「ゆきかげ」があるのだが、そちらとはかなり色が違うテイストになっているので、住み分けできそう。立地もよいので長続きしてほしいお店だ。次は赤を食べよう。