らーめん 鴨to葱で鴨らぁめん&トロたくちらし(上野・御徒町)
オープン当初から行こう行こうと思っていたがいつでも行けるだろうと後回しにしていたら1年近く経ってしまっていた。すでに人気店になっているとは聞いていたが、開店時間前にいけばだいじょうぶでしょうと高を括って行ってみれば一回転目では入れないほどの行列が。マジか。とんでもない人気じゃないか。
開店して1回転目が入店し15分ほど待つ。その間に店員さんが注文とネギの種類を聞いてくれるシステムのようだ。
すんなり入店できなかったせいでなんだかもったいない気持ちになって、普段はあまり食べない丼とのセット「鴨らぁめん+トロたくちらし」(980円)を注文してしまう。ネギは国産長ネギとニラにした。
20分ほど待って入店。店内はとてもきれいで清潔感がある。
テーブルは畳のようになっていて不思議な感覚。水を入れるグラスにコースターが置いてあるのもラーメン屋としてめずらしい。
先にトロたくちらしがやってきた。
卓上には小皿があるので醤油にわさびをといてかける。素直においしい。トロたくってなんでこんなにおいしいのかな。とはいえラーメンがくる前にお腹がいっぱいになってしまいそうなので半分ほど食べて待機。
ラーメンはさらに少し待ってから到着。ネギがトッピングされるだけでとんでもなく和の雰囲気が出てくる。見た目でおいしそう。
スープベースは醤油だけれどはっきりと分かる鶏ガラスープ。
鶏油からは鴨の風味がするが、それほどはっきりとは感じない。ただ清湯系醤油ラーメンとしては非常にレベルが高いと思う。
麺は全粒粉入りの細ストレート。少し茶色っぽい色味でこれも和の雰囲気を狙ったものだろうか。
葱のこだわりについては勉強不足でよくわからなかったが、単品の具材としてはとてもおいしかった。ひとつひとつ焼いているのだろう焼き目がはいっていて香ばしさもある。
チャーシューはもちろん鴨。特有の歯応えと旨味がある。
これだけコンセプトがはっきりしていて味がついてきていればそりゃあ人気店になる。個人的な好みでいえばここまで葱を押し出す意味はあまり感じなかったが、それでおいしさが損なわれているわけではないので十分に満足。ここまで並びがすごいのは予想外だったが、立地がいいので当然かもしれない。
丼セットはやっぱりちょっと量が多かったので貧乏根性だしていつもと違うことをするのはやめようと思う。