たこ焼きこんこんでたこ焼き(曳舟)
日曜日のキラキラ橘商店街は基本的にシャッターがおりているのだが、こちらのお店は賑やかな様子。
ちょっとのぞくて元気のよいお母さんが「食べてく?」と聞いてくれる。なんだか寒いし、ひとついただこうかしらとメニューを見ると、なんと種類の多いことか。いろいろあってよくわからないから、とりあえずオーソドックスなたこ焼きを注文。6個で350円。
店の前にテーブルとイスがあるからそこで待っていると、すぐに「できましたよ」と器に入ったたこ焼きを手渡してくれた。
おお、ソースとマヨネーズがまざっているタイプ。なんだか懐かしい。昔はこれが普通で、どこのたこ焼き屋さんもはじめからソースマヨネーズを用意していて、それを刷毛で塗って(というかかけて)いた。それがいつからかマヨネーズを格子状にかけるのが流行ってそれが定番になったのか、このスタイルは見かけなくなった。ソースマヨネーズはマヨネーズの酸味がより強く出るから、またちがったおいしさがある。
楊枝でたこ焼きをいただく。焼き方自体はちょっと強めで関東風っぽい。しかしタコが大きいうえに、一個のたこ焼きにタコが2つ入っていたりする。タコが入っていなかったらがっかりするから、それならいっそ多めに入れておいてやろうというサービス精神なのだろう。
それにしても、たくさんの味があってチャレンジしてみたくなる。や、きっと変わり種を食べると普通のにすればよかったと後悔するんだろうけど、後悔してもそれはそれで楽しいのがたこ焼きなのだ。